カナダ出身の4人組レゲエポップバンド・MAGIC!が来日し、FMラジオ番組でヒット曲『ルード』(それでも僕は結婚する)について周囲での反響などを語った。最近では同曲を意外なところで使用する人が増えていると嬉しそうに明かす彼らだったが、今回の来日では渋谷の街のハロウィンに何より驚いたという。
MAGIC!が2013年にリリースしたデビューシングル『ルード』は全米チャート・全英チャートで1位を記録する大ヒットとなった。日本でもお笑い芸人のネゴシックスが、“NEGO6”としてアニメによるミュージック・ビデオ『「ルード★それでも僕は結婚する」ゆるカワver. (by NEGO6)』を公表するなど反響を呼んでいる。
その彼らが、11月1日放送のFM番組『コスモ ポップス ベスト10』(TOKYO FM)に生出演した。パーソナリティーとのトークで、「他の人に楽曲提供すると“これはちょっと歌えないな”なんてこともあるが、MAGIC!だと自分たちが歌いたいことを歌えるので一番さ」とバンドの良さを語っていた。
『ルード』はまさに“自分たちが歌いたいこと”だろう。彼ら自身の実体験ではないが、友だちなどからよく耳にすることを歌にした楽曲であり、周囲でも『ルード』を聴いて「僕も同じような経験があるよ」と共感する人が多いという。最近では結婚式のウェディングソングに『ルード』を使う人が増えており、彼らも意外に感じている。NEGO6のMVを見るとよく分かるが、“彼女の父親に結婚を反対される”ストーリーだからだ。ただ、カップルが強い意志で結婚に踏み切るという結末なので、「ハッピーな楽曲だから、結婚式で使うんじゃないかな」と考えていた。
東京の街で10月31日を迎えたMAGIC!は、渋谷のハロウィンを体験して「アメリカでは室内でパーティーをするのが普通で、仮装して繰り出すことはないよ」と驚いていた。ただ、「とても楽しそうだった」と否定的ではない。日本ではクリスマスやバレンタインデーも独自のイベントとなったように、ハロウィンも日本流が定着してきたということか。
※画像は『twitter.com/negoshix』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)