HKT48の宮脇咲良(AKB48兼任)と田中菜津美(SKE48兼任)がバラエティ番組『ダウンタウンDX』に出演。それぞれダイエットと身長を伸ばさない方法を公開した。特に田中は高身長にコンプレックスがあり、背が伸びないために毎日努力を欠かさないという。まだ10代の2人がアイドルであるために涙ぐましい努力をしていることに共演者も驚いたが、ベテラン歌手の水谷千重子からは、手厳しく忠告されてしまった。
田中菜津美は、HKT48で“ボス”や“なつみかん”と呼ばれて人気だが、未だシングル表題曲の選抜メンバーにはなっていない。11月20日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ)では、彼女がHKT48チームHのダンスのレッスン前に楽屋で他のメンバーから身長を測ってもらい、“172cm”と告げられて「絶対ウソでしょ!?」と慌てる場面が映された。測り直して“170.4cm”になると、「あ、伸びてない! 伸びてないよ! やったっ!!」と飛び上がって喜んだ。
現在14歳で身長が170cm以上あることが彼女の最大の悩みなのだ。チームHのメンバーとダンスのレッスンをする時にも、田中菜津美だけ身長が抜きん出ているので先生のように見える。
彼女がレッスンを終えて福岡の自宅に帰り、風呂から上がった頃には夜の11時50分を過ぎていた。12時頃には寝るかと思いきや、「私はこの時間に寝ちゃうと身長が伸びるので、深夜の2時まで寝られません」と言い切る。家族はみんな寝ているのだろう、暗い自室でスマホの灯りに照らされる顔が寂しい。
スタジオでは宮脇咲良と田中菜津美が並んで座っている。VTRを見て、MCの浜田雅功が「あの時間まで寝ないの?」と確認すると、田中は「絶対に寝ないです!」と答え、夜の10時~深夜2時までの間に一番成長ホルモンが出るので寝ないのだと説明した。
共演者の芸人から「ずっと、身体に悪い事してるんだね」と言われても、「夜ご飯も健康的なものを食べると栄養を与えちゃうので、お菓子とかを食べます」と返す徹底ぶりだ。
さらに「アイドルのファンって、やっぱり、ちっちゃくて、ぶりぶりってしている子が好きなので」と身長を伸ばしたくない理由を話すと、松本人志から「今、ちょっとアイドルをディスったよね」、浜田から「隣(宮脇)をディスった!」と突っ込まれていた。
一方の宮脇咲良は、小嶋陽菜から教わった“糖質オフダイエット”を実践している。VTRに映った彼女は、夜遅く都内のホテルの一室で、コンビニで買った食材で晩ご飯を済ませた。そのメニューは納豆(パックのまま)、野菜サラダ(パックのまま)、プチトマト、ゆで卵1個、紙パックの野菜ジュースで、壁に向かって1人で黙々と食べていた。
浜田が「コンビニのあの弁当はどうなの?」と不満ではないか確認するが、宮脇は「晩ご飯は炭水化物とか甘いものを摂っちゃうと、あとは寝るだけなので、全部身体についちゃう。それを、こじはるさんに教えてもらいました」と答えており平気なようだ。
近くに座っていた陣内智則が「気にせんでええ、16歳やったら消費するよ」とその食生活を心配すれば、演歌歌手の水谷千重子(実は友近)は「若い証拠だから全然いいのよ」と理解を示しながらも、「そんなことテレビで言わなくていい」と彼女たちに忠告した。視聴者の中には「その時間は寝てはいけないんだ」と鵜呑みにする人もいるかもしれないからだ。さらに「間違った情報を言うと、“この番組が”って言われるのよ」と裏事情まで説明されて、宮脇と田中も「すみません」、「ごめんなさい」と頭を下げるしかなかった。
ところで、放送では田中菜津美が深夜2時まで寝ない件について「“カワイイアイドルになるためにこれ以上大きくはなれない”と間違ったやり方で成長を食い止める14歳」とナレーションが入っており、番組側も配慮していた。宮脇咲良の“糖質オフダイエット”は一概に否定はできないが、一般的に考えると陣内智則が言うように気にしすぎない方が健康には良さそうだ。
※画像は『田中菜津美 Google+』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)