番組MCの千原ジュニアが、「最後のゲスト、“嫌いだ”っていうのが前面に出てましたよ」と笑いながら呆れていた。アシスタントの高橋真麻が、古巣を揺るがせたゲストの堀江貴文氏に対し、フリーになった今でも冷静さを保てなかったからである。
堀江貴文氏は2005年ニッポン放送株の大量取得を発表し、ニッポン放送を通して子会社だったフジテレビを買収しようとした。これによりフジテレビを出禁になった堀江氏は、レギュラーだったバラエティ番組も降板させられるなど同局との関係が悪化した。
10月24日深夜放送の『千原ジュニアのヘベレケ』(東海テレビ)にゲスト出演した堀江氏はテレビ局を買収をしようとした理由を、“僕はフジテレビが大好きで、その局で働いている人も素晴らしかったから”だとし、「(みんな)喜んでくれると思っていた」と淡々と述べた。
元フジテレビアナウンサーの高橋真麻が「堀江さんのせいでお給料、下がったもん」と皮肉っても、彼は「関係ねぇから」と一蹴。あの買収騒ぎで自分がどう思われていたか、堀江氏は全く気にかけていないようだ。
また女性関係の話題になると高橋は「抱けない娘はいないって、(昔は)言ってたんですよね」、「結婚する気が無くていくらでも女遊びができるなら、こんなイイこと無いですよねぇ」と、畳み掛けるように堀江氏を責める。「前の彼女には一途だったんですよね」と具体的な話を持ち出されると、「そういうのやめてくださいよ!」と珍しく堀江氏は感情的になり否定していた。
3人のゲストとのロケを終えた千原ジュニアは酔っただけでなく、とても疲れていたようだ。1人目のゲストが東の芸人で一番苦手だった、児嶋一哉(アンジャッシュ)。2人目は芸人がトークを盛り上げてやらなければならない、グラビアアイドルの丸高愛実。そして最後となる3人目のゲストの堀江氏もタレントではないので、MCらがサポートしなければならないが、頼みのアシスタントは彼に対して妙にとげとげしい。堀江氏とのトークでは特に一生懸命に喋ったのだと明かした千原に、高橋真麻は「すみません」と両手で顔を覆いながら謝っていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)