お笑いタレント・出川哲朗自慢の愛車は、シャンパンゴールドの旧車ポルシェ964カレラ2。思い入れがある車なので大切に乗っていたのだが、今や“危篤”状態に陥っているようだ。窓は開かず、なぜかエアコンから熱風が出っ放し。最近車に乗せてもらったナインティナインの岡村隆史は、身の危険を感じたほどだったようだ。
岡村隆史は“戦友”ともいえる出川哲朗を「変態だ」と言いつつも、男としてのスタンスは格好良いと認めている。岡村が休養明けに仕事を再開した時も、今年コンビとして最後の『オールナイトニッポン』の放送回が終わった時も、出川は思いやりのある男前なメールを送ってくれたらしい。
11月13日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で岡村は最近、出川の愛車で食事に行ったことを明かした。仕事絡みではなく、プライベートで待ち合わせたのは久しぶりだった。
その日も愛車のポルシェで迎えに来てくれた、出川。何度か乗せてもらっているのだが、そのたびにエアコンから悪臭がするので出川にそれを指摘すると、“何度修理しても直らない”との答えが返ってきていた。だが今回は冷房は必要ない時期なので安心して乗り込んだのだが、やけに車内が暑いことに気がついた。あまりにも暑いので「窓を開けて良いですか?」と岡村が聞くと、「開かないよ」と素っ気ない答えが出川から返ってきた。パワーウインドウが動かなくなってしまっているのだ。
そもそも暑いのは暖房を入れているからか―と岡村は思ったが、スイッチをいじっていないのに熱風が出っ放しで止まらないのだという。車は大丈夫なのかと不安になっていた岡村に、「この車、爆発しちゃうんじゃないかなぁと思って、ビビってんだけど」と話す出川。愛車のスポーツカーが爆発しての事故死。リアクション芸人の最期としては、ひょっとすると最高の終わり方なのかもしれない。だが岡村は「一人の時なら爆発しても良いですけど…」と、正直に巻き添えになることを拒否した。
苦労を重ねて購入した憧れのポルシェには深い思い入れがあり、そう簡単には手放すことができないのだろう。出川の気持ちが痛いほど分かるだけに、一刻も早く車を修理に出してもらいたい。リアクション芸人は無事でいるからこそ、見ている者に楽しんでもらえるのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)