2005年に日本デビューし、メンバー間の騒動を乗り越え今なお高い人気を誇っている韓国男性アイドルグループの東方神起が新しい記録を樹立した。今月5日に発売した新曲のヒットに伴い、日本で発売したシングルの総売り上げ枚数が海外アーティストのうち歴代1位となったのだ。現在の活躍ぶりをみると納得の結果だが、実はこの記録を長年保持していたのが元祖海外アイドルのアグネス・チャン。しかし本人は全くこのことを知らず、ずいぶん驚いたようだ。
アグネスは11日、「歴代1位だったのか!」のタイトルでブログを更新。読者からの報告で、これまで自身が「海外アーティストシングル売り上げ1位」であったことを知ったという。
最近では日本対がん協会、日本ユニセフ協会などの社会奉仕活動を積極的に行っており、「アイドル」としてのイメージも変わってきたアグネス。しかし、今から約40年前に日本デビューし『ひなげしの花』『草原の輝き』など数々のヒット曲を発売した元祖・海外アイドルである。
今回、東方神起に記録を抜かれたことに関しては「抜かれた事が嬉しいのではなく、1位だった事を知らなかったので、それを知る事が出来たのが嬉しいです」「2位でも嬉しいけど、差は8万枚なので、次の新曲を出して、ヒットさせて、また1位になれるといいですね」と綴り、記録更新に意欲を見せたアグネス。「日本の皆さんに応援して頂いて、このような素晴らしい成績が出来たと思います」と、ファンへの感謝の気持ちも伝えた。
これに対してコメント欄には、「新曲の大ヒットで復活を祈ります」「ぜひ歌手活動にも力を入れてください」とアグネスの歌声を楽しみにしているファンからのエールが送られた。
CD発売は2012年以降ストップしているアグネスだが、今回の件で発売意欲も湧いてきたようである。
※画像は『アグネス・チャンオフィシャルブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)