V6メンバーが音楽番組『LIVE MONSTER』の企画で、6人そろってもつ鍋屋でわいわい語り合った。なかでも三宅健の勢いが止まらず、岡田准一に「大河とか官兵衛とか囃したてられちゃってるけど」と噛み付いたと思えば、20周年を記念して6人でディズニーランドに行きたいと言い出した。
来年、デビュー20周年イヤーに突入するV6が10月19日に放送された『LIVE MONSTER』(日本テレビ系)の中で、“V6 メンバーだけの秘密のお食事会”として長野博おすすめのもつ鍋屋に集まった。
リーダーの坂本昌行は、1995年に『MUSIC FOR THE PEOPLE』でデビューした時を「一発屋的な空気があった」と振り返る。ジャニーズはグループを組んでから下積みを経てデビューするのが一般的なパターンだったからだ。特に岡田准一は、テレビ企画『ジャニーズ予備校』に合格すると夏休みに急きょ大阪から上京してV6としてデビューしている。彼も「デビューして1~2年はあんまり覚えていない」ほど生活は一変した。
それでも岡田が覚えているのは、坂本から『ちゃんと寝なさい』、『学校に行け』と怒られたことだ。井ノ原快彦も「坂本くんは24歳くらいだったから、缶ビールを右手に持って『お前っ、寝ろ!』と言ってた」とその光景を思い出して懐かしそうな表情を見せた。
岡田より2歳上の三宅健は、デビュー時にそんな坂本のことをどう思っていたのか。彼は「めんどくさい人」と正直に答えて坂本を苦笑させた。だが、隣に座る岡田准一に向けて「ここに軍師官兵衛がいますけども、俺たちに演技指導したのはあの人(坂本)だぜ」と語り出した。
まだ、岡田がドラマを経験していない頃。坂本は合宿所のダイニングテーブルで、「お前ら集まれ」と彼らに演技を指導してくれたのだ。しかし、三宅によると「右手にはビールを持ちながら、明日のシーンを読ませて『違うんだよな~、岡田! もっと感情を込めて』と、酔ってるから何度も同じことをやらされる」という。それで「めんどくせえな」という印象が強いようだ。
三宅はそんなことを思い出しながら、岡田に向かって「坂本くん無くして、今のお前は無い」と詰め寄る。続けて「今、世間で大河の主演だの、軍師官兵衛だのと囃したてられちゃってるけど。俺たちにとって、お前は岡田、“オカダ”の3文字に尽きるんだよ!」と言い聞かせたのだ。
ひとしきり自分の話をされた坂本昌行だが、三宅が人との距離感を近づけて“懐に入る”スピードの速さを評価しており、井ノ原快彦も「泉ピン子さんに『ピンちゃ~ん、肌キレイじゃない』って言った時には驚いた」と三宅の才能を認めていた。
坂本から「20周年ということで6人で何かやりたいことはある?」と振られると、三宅健が岡田にボソっと「ディズニーランドに行こうか?」と話す。彼も真っ先にディズニーランドに行きたいと提案するのは照れくさかったのだろう。それでも、本気で行きたいらしく、スタジオでその話題になると「ディズニーキャラクターに扮して、ディズニーの世界に染まって遊ばなきゃ」とこだわりを見せる。
三宅のイメージでは井ノ原快彦は“グーフィー”で長野博が“ドナルドダック”、ミッキーマウスは自分自身、ミニーマウスについては「じゃあ、しょうがない」と森田剛を指名していた。
ところで、リーダーの坂本昌行が20周年でやりたいことについて、「6人で決まりのない旅をしたい」と行き当たりばったりの旅行を提案していた。ディズニーランドも楽しそうだが、6人の自由気ままな旅も見てみたい。V6のデビュー20周年イヤーはいろいろなことをやってくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)