プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ最終戦は、福岡ソフトバンクホークスが勝利して日本シリーズ進出を決めた。試合後のヤフオクドームでは、歌手の藤井フミヤが登場して『勝利の空へ』を熱唱。選手たちは目の前で生ライブを見ながら喜びを噛み締めていた。
10月20日に行われたパ・リーグCSファイナルステージ第6戦は、「ソフトバンク 4 - 1 日本ハム」という結果だった。試合後には今季で引退する日本ハムの稲葉選手と金子選手を、ホークス選手が日ハム選手らと一緒に胴上げして感動を呼んだ。
ホークス選手たちがファンへの挨拶も終えた頃に、藤井フミヤが姿を現して福岡ソフトバンクホークス公式セレモニーソング『勝利の空へ』を披露することとなった。マイクスタンドの真ん前の芝生にホークス選手たちが座ると、藤井フミヤもちょっと驚いていたようだ。選手たちと一緒に座り込んで喜びを分かち合う秋山監督の表情が微笑ましい。
『勝利の空へ』をドームに響き渡らせた藤井フミヤは、間奏で「バンザーイ!」を三唱。歌い終えると選手たちに向けて「次は日本一だー!」とエールを送った。
ドームで観戦したお笑いコンビ・パラシュート部隊の斉藤優は、『パラシュート部隊斉藤優(nisijinboy) ツイッター』で「フミヤさんや!」とその空間を共有していたが、相方の矢野ペペは一足早くドームを出たところでフミヤ登場を知り、悔しい思いをしたという。
藤井フミヤが歌ったことを聞きつけた阪神タイガースファンからは、ネット上で「阪神には渡辺謙やNMB48とかその他にもいっぱいおるからな」といった書き込みが見られる。日本シリーズ2014は10月25日に甲子園球場で第1戦が行われるが、果たして最後はどちらのチームが勝利の歌を聞くことができるのか。ファンにとっては、またハラハラする日が続きそうだ。
※画像は『twitter.com/nisijinboy』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)