自民党の三原じゅん子議員が、職務の合間に『週刊文春』の記者から待ち伏せ取材されたことをブログで明かした。「色々、想像通りの質問をされました」ということだが、この日は女性大臣2人の辞任が報じられた。三原氏が政治家の仕事について持論を展開すると、読者からは共感や要望のコメントが届いている。
安倍首相による新たな改造内閣が始動したばかりというのに、10月20日に小渕優子経済産業大臣と松島みどり法務大臣が辞任することとなった。
その日の夜、元女優で自民党議員の三原じゅん子氏が『三原じゅん子オフィシャルブログ「夢前案内人」』で、会議と自民党の街頭演説会などの合間に立ち寄ったところ「綺麗な若い女性が、いかにも私を待ってましたという感じで待ちぶせしていました」と明かしている。女性記者は「週刊文春です」と名乗り、ボイスレコーダーを握り締めて取材してきたそうだ。
三原氏は「色々、想像通りの質問をされました」とだけ伝えている。これまでも取材を受けているので、驚くことも無く対応したようだ。彼女はその日の14時半頃に「辞任等について」と題して、前述の件について「ご迷惑、ご心配をおかけした皆様には心からお詫び申し上げます」と述べていた。記者の質問も辞任に関するものだったと想像される。
待ち伏せ取材の話題からつなげて、三原氏は「政治家の仕事って、ホント何なのでしょう」と疑問を投げかけた。国会対策副委員長である彼女は、「何より、重要法案を成立させるために走り回るのが、今私が与えられた仕事」だという。もちろん彼女だけではなく皆が毎日走り回って頑張っているのに、「まったく関係のない話で、審議がストップする。人格まで否定される」と不満を露わにした。
また、「議員には色々なタイプの方がいます」としながらも、「でも、ほとんどの議員は、国家・国民のために働きたい! そう、思って日々努力しているんだということを皆様にはご理解頂きたいです」とも訴えている。
三原じゅん子議員の言葉に、読者からは「マスコミ全体が差別的…差別じゃなく、嘘がない社会が一番優先だと感じます」とマスコミが女性に差別的だったりウソを報道することが問題だとする声や、三原氏の主張は否定しないが「未だに与野党関係無く金銭の管理がずさんであるのも事実かと思います」と使うお金は国民から集められた税金であることを再認識すべきという意見もある。
他にも様々なコメントがあり、中には「ほとんどの人が私たち国民のために汗をかいていてくれるって、私は信じています!」、「自分の信念を大切に。国民は馬鹿じゃない、しっかり見ています。安心して国政に励んで下さい」など、三原氏への激励も届いた。
そんな三原じゅん子議員はその後、「追伸」と題して「またわたし今週あたり週刊誌に叩かれるようであります。ドミノ倒ししたくて必死なのかな」と伝えている。いったいどうなるのだろうか。まずは、重要法案成立を優先して欲しいものだ。
※画像は『三原じゅん子オフィシャルブログ「夢前案内人」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)