日本初上陸となった「ULTRA JAPAN 2014」のメインステージに日本代表として出演したkz(livetune)。この日は、ネットで話題の“DRIVING KIDS with TOYOTA”のスペシャルムービーでkzとコラボしたIMALUもサプライズで応援に駆け付け、彼の記念すべきステージを盛り上げた。
世界最大級のミュージックフェスティバル初の日本版「ULTRA JAPAN 2014」が9月27・28日に東京お台場にて開催された。27日のDAY 1は世界No. 1 DJ のHardwellをはじめ、Steve Angello、KASKADE、 Martin Garrix、W&W。28日のDAY 2にはFar East Movement、Sunnery James &Ryan Marciano、 Fedde Le Grand 、AFROJACK、Alessoに元Swedish House MafiaのAxwell Λ Ingrossoといった豪華アーティストがメインステージを飾った。
さらに、日本人アクトとしてDAY 1に、DAISHI DANCE、 KSUKE、 banvox。DAY 2にm-flo、kz(livetune)、DJ SHINTAROが出演。国内外から錚々たるメンバーが揃う中でkz(livetune)が登場すると、自身がRemixを手掛けたZeddやAfrojackをはじめ、この日のためにアレンジしたEDMのヒットチューンなどオリジナリティあふれるDJプレイスタイルで、会場のオーディエンスを熱狂させた。
彼は、9月19日に公開された『kz – Party in the Car – DRIVING KIDS with TOYOTA スペシャルムービー feat. ULTRA JAPAN 2014』も特設ブースにて披露。このムービーでコラボした歌手のIMALUも登場して、「日本初の記念すべき第一回での出場、ほんとおめでとう! 私自身、凄く楽しみにしていたこのイベントで、自分のコラボ曲が流れるのもkzさんのお蔭、感謝しています!」と激励メッセージを送った。
kzは音声合成ソフト・初音ミクを使った作品をニコニコ動画で発表するVOCALOID Pとしても有名だ。処女作の『Packaged』はVOCALOIDオリジナル曲の可能性を広げた一曲として、今も高く評価されている。やがて『Re:package』でメジャーデビューを果たし、多くのヒットチューンを輩出。当初は2名のユニット・livetune(ライブチューン)として活動していたが、今はソロユニット・kz(livetune)として世界的なアーティスト・クリエイターのヒットチューンのオフィシャルRemixを担当するなど活躍の場を広げている。
その彼が関わった『DRIVING KIDS with TOYOTA スペシャルムービー』がネットで公開された時には、コラボしている女性歌手の存在も話題となった。それがIMALUだと分かると、ツイッターで「ボーカルはIMALUだった!」、「IMALUちゃんの声ほんと好き」、「86もIMALUさんも大好きなので鳥肌立ちました」、「ボーカルはkzさんとIMALUなのか。すげーいい。マッピングもすごい」と騒然となった。
同スペシャルムービーでは車の走行をセンサーで捉えて音楽に変換することができる最新テクノロジー“DRIFT TURN TABLE”をベースに、kzのハイテンションなDJプレイとリズミカルなIMALUの歌声が見事にコラボレーション。クルマで歌うことの楽しさを今までになかった前代未聞のエキサイティングな形で伝えるミュージックビデオが完成。日本初の「ULTRA JAPAN 2014」で披露するのにふさわしい作品となった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)