朝晩冷える季節になると友達とのホームパーティーや社内会合で、多く登場するのが鍋料理。皆で一つの鍋を囲み楽しく味わうことができることで、より一層仲間意識が高まるのが良いところでもある。女優の美保純も仕事関係者と鍋を囲む機会が多いのだが、締めの“おじや”を作る段階で驚くべき出来事があったのだという。
“鍋料理が苦手”だという人は、「直箸が絶対にイヤだから」との理由が多い。10月22日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)“夕刊ベスト8”のコーナーで取り上げた記事のアンケートでも、「職場の人との鍋 直箸が絶対にイヤ派が7割」とある。中には鍋料理だと会合を欠席する―との答えもあったそうだ。
コメントを求められた水曜レギュラーの美保純は気の合う友達との鍋料理はOKだが、「最後に(各人の)余ったつけだれを合わせて、かき混ぜて作る“おじや”はちょっと…」と話し始めた。「え、スープを鍋に戻すんですか?」と話の内容を確認するMCのふかわりょうと、「マジ?」と絶句する他の出演者たち。
「それは地方での話ですか?」と重ねて質問する、ふかわ。美保以外の番組出演者には、各自の取り鉢に残ったつけだれを鍋に戻した“おじや”を味わった経験がある者がいなかったからだ。彼女の話によると地方で一度経験しただけではなく、映画のロケ現場でも当たり前のように振る舞われたこともあったそうだ。天真爛漫な美保でもさすがに、“鍋でかき混ぜる様が嫌だ”と表情を曇らせる。
“同じ杯で、酒を飲み合うことで仲間意識が生まれる”という古くから伝わる、宴の飲酒儀礼を真似ての行為ではないか―という声も、スタジオ内から出ていた。確かに映画の撮影現場で出された時、美保は場の空気を壊すのが嫌で断りづらかったと話している。この“おじや”は家族同士の鍋でも、受け入れられない人もいるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)