エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】テリー伊藤、ふなっしーへの“儲け過ぎ”批判を一蹴。「ここがふなっしーの頂点じゃない」

10月15日のネットニュースでエンタメ部門のトップで扱われたのが、大人気ご当地キャラ・ふなっしー公認の弟“ふなごろー”の登場。ふなっしーマニアとして有名な大渕愛子弁護士は、このふなごろー出現をどう思っているのだろうか。

15日都内で行われた、バンダイの新商品『ふなっしーのめいっしー』発売記念イベント。現在多数のふなっしーグッズが発売されているが、小学生の男の子が喜ぶような玩具は意外と少ない。10月18日発売される『ふなっしーのめいっしー』は名刺のようなプレートに、ふなっしーの兄弟や梨妖精界の住人たちの情報が記載され、プレートをコレクションするだけでなく、めいっしーを使ってのバトルもできるのだ。小学生男子のバイブル『コロコロコミック』の連載漫画「ヒャッハーだよ♪ ふなっしー」が好調なうえ、“カードでバトル”が出来るとなれば、さらにふなっしー人気が高まりそうな予感である。

本商品の発売にあわせ『ふなっしーのめいっしー』のPR活動を行うのが、ふなっしーの56番目の弟である“ふなごろー”。記者は当日会見で実物に会っているが赤いリボンに控えめなラメが入っているなど、ふなごろーの外見には細かいところにまでよく気が配られ、見た目も仕草も本当に可愛らしい。またコンセプトが非常によく練られているのか、幼さを感じる喋り方でも返答に困る質問時の切り返しはお見事。早速、ふなごろーは単独で『ふなっしーのめいっしー』PR活動を開始しているが、失言で批判を浴びる心配はない。ふなごろーはプロなのである。

10月16日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系) ではトップに、このふなごろーの話題を取り上げた。この中でふなっしーの熱狂的なファンで知られる大渕愛子弁護士は、「(ふなごろーは)なんか人工的な感じがする」と発売記念イベントのVTRを見終え、感想を述べた。また「声優さんの声みたい」との大渕弁護士の指摘にも驚いた。実は当日会見場にいた記者同士の会話からも、「中…声優かな」との声が聞こえていたからだ。このように大渕弁護士はふなごろーに違和感を感じつつ、それでも“ふなっしーがそれを選ぶなら、全力で応援します”と言い切った。

同番組のMC・テリー伊藤は「ここが頂点だと思わずにスタートだと思って、(ふなっしーを)日本中で盛り上げて欲しい」と訴える。“儲け過ぎだ”とか“もうお金はいいだろう”と批判せず、キャラクターとしてもビジネスとしてももっと巨大になる可能性があるのだから、みんなで応援して欲しいというのだ。またゲスト出演していた経営コンサルタントも「例えば(ふなっしーが胴元となって)蓄積したノウハウを教える、“ゆるキャラ塾”を開いたらどうか」と、今後のビジネス展開の拡大を期待していた。

「みんなに喜んでもらえる間は活動を続ける」と、今も昔もふなっしーの信念は変わっていない。だがいつのまにか“ふなっしー”というキャラクターは巨大化し、梨芯の手に負えなくなっているのではないだろうか。グッズを発売するメーカーとの関係があり、“自由に辞められなくなった”と囲み取材で明かしていたふなっしー。10月に入ってからはテレビ番組収録が目白押しで、どうやらこのままの勢いで年末年始に突入しようである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)