毎日が仮装の日本エレキテル連合の2人がハロウィン当日、渋谷109に現れた。テレビにイベントに引っ張りだこ、今年大ブレイクした日本エレキテル連合だが、あまりの売れすぎに恐怖を感じているようだ。
31日、渋谷の街中がハロウィンで盛り上がるハロウィン当日、渋谷109イベント広場にて「Lenovo Presents SHIBUYA HALLOWEEN 2014」(シブハロ)オープニングPRイベントが開催された。「ダメよ、ダメダメ」のセリフとともに、エレキテル連合に仮装した東京ゲゲゲイがエレキテル連合のものまねを取り入れたキレのあるダンスを見せた。中野聡子からは「本家超えてんじゃねーよ」と言わしめるほど素晴らしいパフォーマンスで観客を魅了した。
偽物のあとに、本物の日本エレキテル連合が登壇し、毎度お馴染みのくだりに沿道からは声援が送られた。ハロウィンとあって、いつもの仮装にカボチャの被りもので登場した朱美ちゃんといつものオジサン姿の中野。ハロウィンバージョンのコントで笑わせた。朱美ちゃんを叩く力が強くなってきている中野は「毎回壊れるから腹が立ってきている」とその理由を説明するも、それは観客を飽きさせないためではないだろうか。
フォトセッション時には、沿道に集まったファンにも写メ撮影を許可し、「来年には見れなくなるかもしれない」「あと3年はイケる。ツイッターにあげて!」とギャグを織り交ぜながら、写真のポーズをとったエレキテル連合の2人。やはり売れすぎた今年、“そろそろみんなも飽きてきたのではないか…”と真剣に心配している様子がうかがえた。ファンサービスをしつつ、本心でお願いしていたように感じたのは記者だけだろうか。浮き沈みの多い芸能界。特にお笑い芸人は、今年売れたからといって来年も同じ人気でいられる保証はどこにもない。日本エレキテル連合の2人が、一発屋とならないよう願わずにいられない。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)