EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】「自分の胎盤をナマで食べるのが一番」。英女性が3度の経験を告白。

ハリウッドセレブも興味津々という“胎盤食”。出産後に排出される胎盤を捨てずに摂取し、その抜群の栄養成分を再利用したいという女性が増えている現代。しかし「どう調理するのか」が話題となる。そんな中、なんとイギリスには「ナマで食べちゃう」という女性がいた。

近年、女性が赤ちゃんを出産した直後に排出される胎盤(プラセンタ)について、産科学、美容学どちらにおいても「女性にとって大切な栄養が豊富、捨てるのはもったいない」という意見で一致している。ただしそのまま食すのではグロテスクだとして、洗浄後に煮詰めて乾燥させたものをカプセルに詰め、サプリメントにして日々少量ずつ摂取するという方法が今のところベストだと考えられている。

そんな中、英サウス・ヨークシャー州シェフィールド在住の3児の母、ジェニファー・バルコックさん(31)が英メディア『mirror.co.uk』に放った衝撃告白に注目が集まっている。「7歳のアルフィー、5歳のベン、3歳のジェシカ。そのすべての出産において、私は自分の体から出た胎盤をナマで食べたわ。そのおかげか、乳腺炎を経験したことが1度あった程度で産後の回復は抜群によかったの」というのだ。

ジェニファーさんはかつて重い「月経前症候群」に苦しんでおり、お産となれば「産後うつ」の発症を心配していた。しかし胎盤食がさまざまな婦人科系の不調に効果をもたらすという話を聞き、助産師にも相談して気持ちが前向きに。具体的に協力してくれたのは消防士の夫トビーさんであった。彼はナマの胎盤をみじん切りにしてお皿に並べ、初めての授乳を終えたジェニファーさんに手渡してくれた。それはスポンジのような舌触りで、色とニオイ、したたる血はまるでレバー。ジェニファーさんはそれをオレンジジュースでぐっと飲み下したそうだ。

胎盤とは、妊娠により子宮の壁に新たに作られる組織。ここからへその緒を通して赤ちゃんに栄養が送られ、お産が済めば役目を終えて剥がれ落ち、外に排出される。各種栄養成分が豊富に含まれているため、胎盤食は滋養強壮、更年期障害防止、エイジングケア、産後の貧血や抜け毛対策、母乳分泌不全の改善、うつ病対策など様々な効果があると謳われている。近年の流行の先駆けはやはりハリウッド。俳優トム・クルーズは2006年、愛娘スリちゃんが誕生するにあたり「滋養強壮のために胎盤は僕が食べる」と発言し、話題になった。また多くの野生動物が天敵から身を守るため、出産時の血の匂いを地面に残すまいと胎盤を食べるものである。

※ 画像はtruyan.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)