ダウンタウンの松本人志がテレビ番組で、冠番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のかつての人気コーナー復活について語った。「復活はあるのか?」との質問に、松本は“含み”を持たせる発言をした。
9月14日放送の『ワイドナショー』において、ダウンタウンの松本人志が冠番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(『ガキの使い』)での“フリートーク”コーナー復活の可能性について触れた。
“ガースー”の愛称でおなじみの名物プロデューサー菅賢治氏による著書『笑う仕事術』(ワニブックスPLUS新書)によれば、そもそも『ガキの使い』を始めたきっかけは「単純に(自分が)ダウンタウンの漫才を生で見たい」との思いからだったという。
1989年の放送開始から数々の名物コーナーを生んできた『ガキの使い』であるが、その中でも視聴者から絶大な支持を集めていたのが“ダウンタウンの2人によるフリートーク”コーナーだ。このコーナーでは視聴者から寄せられたハガキが“ネタ”となり、あらゆる角度から“ボケる”松本に対して、相方の浜田雅功が時には笑いながら鋭い“ツッコミ”を入れる“アドリブ漫才”が繰り広げられた。
『ガキの使い』の名物コーナーとなっていた“フリートーク”だったが、2000年代に入ると次第に放送されることがなくなってきた。そんなかつての人気コーナーについて、この日司会を務める東野幸治は「2人で、もうしなくなったじゃないですか? ファンの人にしたら『客前で2人でしゃべってほしい』っていう(思いがある)」と松本に質問をぶつけた。ゲストのYOUも「中間で(松本が)ちょっと照れたじゃん。だから、また復活させればいいよ」と言って、松本に迫る。
これらの言葉を受けて、松本は「まぁまぁ、しないわけではないんじゃないですかね。わかんないですけど」とコーナー復活の可能性に含みを持たせた。その上で、松本は「でも、今やったとしても、前ほど面白くないよ」とも話して、スタジオの爆笑を誘った。
しばらく見ることが叶わなかったダウンタウン2人だけの“フリートーク”を、互いが51歳になった「今」また見てみたいというのが、筆者を含めた多くの視聴者たちの正直な気持ちだろう。
(TechinsightJapan編集部 TORA)