NHKの朝ドラ『花子とアン』にて、ヒロインの妹役を演じている土屋太鳳(つちや・たお)がNHKの番組にゲストとして登場した。土屋は、ヒロイン役の吉高由里子との微笑ましいエピソードを明かした。
土屋太鳳が、8月29日放送の『あさイチ』にゲスト出演した。土屋は、現在放送中の朝の連続テレビ小説『花子とアン』で、吉高由里子演じるヒロイン「村岡花子」の妹「もも」を好演している。
先ごろ『花子とアン』の撮影はクランクアップを迎えたが、撮影現場は非常に温かい雰囲気で行われていたようで、土屋は「クランクアップはすごくおめでたいことなんですけど、もうその世界(ドラマの世界)に入れなくなるので、寂しいです」と今の心境を語った。
そんな土屋は、朝ドラ共演者とのエピソードを明かした。ヒロインの生涯の友「葉山蓮子」役を演じる仲間由紀恵について、土屋は「すごい場を盛り上げてくれる。『良かったねー』って(優しく声をかけてくれる)」と口にした。吉高がツイッターで、仲間から「お手製のソーキそば」を差し入れしてもらったことをつぶやいていたが、仲間は他の共演者たちにも気さくに声をかけ、アットホームな雰囲気作りに努めていたようだ。
また、ヒロインの吉高と「本当の姉妹」のように感じた出来事があったと土屋は述懐する。来春の朝ドラ『まれ』のヒロインを決定する最終オーディションの直前に、『花子とアン』の撮影で吉高に会った時のことだ。吉高は、両手で土屋の手を握り「私のパワーを全部あげるから、がんばっておいで」とエールを送ったという。
その後、めでたく『まれ』のヒロインになったことを土屋が報告すると、吉高は涙を流して「良かったねー。涙が止まらないよ」と言って彼女をハグしたそうだ。そんな吉高のことを、土屋は「ホントに『お姉やん』(お姉ちゃん)ですね」と目を輝かせながら口にした。
朝ドラ現場の温かい雰囲気が伝わるようなエピソードの数々を披露した土屋だが、この『あさイチ』の出演について土屋は自身のオフィシャルブログ『たおのSparkling day』で、「たくさんのあたたかい感想、励ましの気持ち、言葉、本当にありがとうございます!!」と礼を述べ、「心に小さな太陽がほかほかしています」とその心境を伝えた。
来春スタートのスタートのNHK連続テレビ小説『まれ』では土屋がヒロインを演じる。“お姉やん”こと吉高由里子は“妹”の成長をどのような面持ちで見守るのだろうか。
※画像は土屋太鳳公式ブログ『たおのSparkling day』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 TORA)