HKT48の冠番組『HKT48のごぼてん!』(テレビ西日本)で松岡菜摘が指原莉乃に悩みを告白した。松岡は「今後について…」とHKT48でどのように進んで行けば良いのかを聞こうとしたが、自分でも驚くほど涙が溢れてきた。「気持ちは分かるよ」とその心情を察した指原は、まずは『ごぼてん』で目立つことだとアドバイス。「毒舌の狂犬キャラになれ」と言われて松岡も「やってみます」とようやく微笑みを取り戻した。
松岡菜摘は9月15日に『松岡菜摘 Google+』でローカル番組『HKT48のごぼてん!』の収録があったことを伝えている。「あらためて難しいなぁって。苦戦してます」「うまく使われるコメントするのって本当に難しい。殻をやぶらなきゃ!」「何か残さなきゃだよね。がんばろう」という彼女の気持ちが、放送では意外な形で表れた。
9月27日の放送で、指原莉乃にHKT48のメンバーが悩みを相談するコーナー“さしのうどん”に松岡菜摘が来店した。いつものように癒し系の笑顔でイスに座った松岡は「悩みはいっぱいあります。今後について…」と口を開いた。だが、「(HKT48に入って)3年目じゃないですか…4年目に入るので…」と続けるうちに「これ、絶対泣いちゃう! 泣いちゃう、泣いちゃう!」と自分でも抑えきれずに、その目から涙がボロボロと溢れてしまう。
指原も「なんで? なんで泣いてるの?」と驚いたが、「最初は、HKT48でも2番手だったよね。はるっぴと一緒にセンター張ってたのに…コロコロコロって(転げ落ちた)」と松岡の気持ちを代弁した。この日放送された『ごぼてん』の本編でも松岡はホイップクリームを混ぜた程度でトークでは見せ場がなかったのだ。そんな自分を責める松岡を「気持ちは分かるよ」となぐさめながら、指原は「『ごぼてん』で目立つのは難しい」と言い聞かせる。
指原から「結局、頭の悪い人が目立ってる。何も考えないでパッといける人が目立つんだ」と聞いて、松岡は「考えちゃいます」と涙をぬぐった。さらに指原が「植木(南央)がなぜか目立ったりってことでしょう? 植木にすら負けちゃってるんじゃないかとか」と例を挙げると松岡も苦笑しながら頷いていた。
「飛び抜けたものがないんですよね」と自分を振り返ると、さらにボロボロと涙がこぼれて自分でも止められず、「ヤバイ、ヤバイー」と焦る松岡。指原はそんな彼女を「イイと思うよ。ファンの前で泣いてもイイと思う」とフォローしながら、「まずは『ごぼてん』で目立つことが大事だ」とある秘策を提案した。
指原は、『ごぼてん』でスタジオMCを務めるパラシュート部隊の斉藤優に目を付け「毎回、オープニングで斉藤さんに噛み付く! “狂犬キャラ”だよ」と具体的にイメージして、「なつ(松岡)の良いところは“性格が悪い”ところ。そんな毒舌はHKT48にはいない」とアドバイスする。
斉藤優に開口一番、「今日もちっちぇーなー!」といった毒舌を吐けというのだ。「ただ、毎回、欠点を探さなければいけないけど、斉藤さんならば困らないと思う」と言われて、松岡菜摘も「やってみます」と明るい笑顔を見せた。
そんな松岡菜摘だが、指原が9月19日に『指原 莉乃(345__chan) ツイッター』で「松岡さん寝てる」と仮眠中の写真を投稿したところ「カワイイ」、「セクシーだ」と話題になった。松岡自身もGoogle+で「ぶすな寝顔じゃなくてよかったーっ! 指原カメラマンの腕、さすがだな」と感想を伝えており気に入ったようだ。その癒し系のルックスに“毒舌の狂犬キャラ”が加われば鬼に金棒。一気に躍進するかもしれない。
※画像は『松岡菜摘 Google+』と他に『twitter.com/345__chan』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)