小学生から90歳の一般女性までもが、美容整形クリニックを訪れるという現代。メスを使わない注射によるシワ取りなどを含めると、美容整形に関する施術を受けたことがない芸能人はいないのではないか―とある女優は証言する。
顔のシワやたるみの悩みを解消するには皮下手術を受けなくとも、今はボトックスやヒアルロン酸を注入して改善を図ることができる。外科手術より費用も安く短時間で気軽に受けることができるため、このプチ整形と呼ばれるものは一般女性の間でも人気が高い。
8月21日放送の『メッセンジャー&なるみの大阪ワイドショー』(毎日放送)では、芸能界・美容整形の実態を特集。ゲスト出演していた女優の遠野なぎこは、眉間のシワが気になりボトックス注射を試したことはあるが、あまりの痛さに貧血状態となり続けることができなかったと話す。今は前髪を長めに下ろすことで、気になる部分を目立たせないようにしているそうだ。同業者を間近で見ている遠野は「(プチ整形を含めると)芸能人で美容整形を受けていない人は、いないんじゃないですか?」と言い、他の出演者もうなずいていた。
最新の“美容整形でなりたい芸能人・有名人顔ランキング(高須クリニック調べ)”によると、男性1位はL’Arc-en-Cielのボーカルhyde、女性1位は乃木坂46の白石麻衣である。高須クリニックの高須敬子医師によれば、“白石麻衣のような目になりたい”と要望する女性が非常に多いそうだ。彼女の瞳はバランスが良く、理想の黄金比なのだ。ここで司会のあいはら雅一(メッセンジャー)が「この方は整形していないの?」とずばり直球の質問をした。高須医師はなぜか沈黙して視線をそらす。あわててパネリストの黒田有(メッセンジャー)が、「それはわからないですね」と話題を切り替えた。
また高須医師は美容整形を希望する男性で、hydeやEXILEのボーカル・TAKAHIROを選ぶ場合は元々の顔立ちが整っている人が多いと話す。より完璧な顔を求めて、クリニックを訪れているらしい。
芸能人が美容整形を受ける場合は地方の病院を選んだり、都内なら第三者に会わないように建物の入り口から院内に誘導してくれるそうだ。また芸能人割引があるところもあり、遠野が通ったクリニックは“芸能人が30%オフ”だったという。シワやしみ治療に訪れる男性芸能人が多いというのも、こういった特別料金が設定されているからだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)