虫歯の放置は他の病気を招くと言われるが、歯科医院を訪れるのは大人でもなかなか気が進まないものだ。女装タレントのマツコ・デラックスは、ある出来事がきっかけで年に1~2回は歯科検診を受けなければと痛感したことを語った。
「成人の7割は銀歯を保有」。8月11日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)“夕刊ベスト8”のコーナーで取り上げられた記事には、“銀歯は年数が経つと劣化し、虫歯の原因にもなるので定期的な検査が望ましい”とあった。月曜コメンテーターのマツコ・デラックスも「“一度治療して銀歯を被せれば一生大丈夫”なんて思っていたら、大変なことになっている場合がある」と、自身の体験談を話し始めた。
左の上顎のあたりを指差したマツコは、虫歯が進行して頭蓋骨の空洞にかなり膿がたまっていたという。別の歯の治療で医院を訪れ、レントゲン撮影した際に判明したのだ。自覚症状は無かったが頭蓋骨の空洞の半分くらいに膿がたまり、外科手術を受ける一歩手前だったらしい。「銀歯の奥でエライことになってる時がある」と話し、歯の定期検診は大事だと訴えていた。
またもう一人の月曜コメンテーター・株式トレーダーの若林史江は現在、大掛かりな歯の治療中なのだが、高額な治療を勧める歯科医に対して「どこまでが商売なんだろう」との疑問があるらしい。“空いた箇所にはインプラントを”“差し歯はオールセラミックで”と次々と提案されるが、ほとんどが保険外治療のものばかり。自分に適している必要な治療だと、なかなか納得できないようだ。
ネットで調べてみると、マツコと同じように虫歯が原因で頭蓋骨の空洞に膿がたまったという経験者は意外にも多い。特に、歯が痛いなどの自覚症状があっても、治療を先延ばしにしていた方の体験談が多かった。やはり大事になる前に、治療は早めに受けることが望ましい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)