現在アメリカ在住のお笑いタレント・野沢直子は年に一度、夏の間だけ仕事をするため来日している。今年も6月下旬から“出稼ぎタレント”として、日本で精力的に仕事をこなしているのだ。今回日本に来てまず驚いたことは、アニメ映画『アナと雪の女王』が社会現象となるほど大ヒットしていることだという。
昨年アメリカに帰る直前に出演したこの番組で、江角マキコやRIKACOを“ちょっとイラッとしている女性芸能人”に選び、その理由が大きな話題を呼んだ野沢直子。その反省を踏まえ、7月18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演した彼女は、発言を自重するようなことを番組冒頭で宣言していた。しかしMCのふかわりょうが“おそらく日本人では初めて”と驚いたほど、野沢は『アナと雪の女王』に見事に噛み付いたのだ。
“野沢直子のニッポン上半期ニュースBEST3”コーナーで第3位に選んだのは、日本の観客動員数1000万人を突破した『アナと雪の女王』の大ヒット。野沢によると確かにアメリカでも当たっていたが、日本のように社会現象と言われるまでにはなっていないようだ。
ミュージカル仕立ての映画には感情移入できない野沢はあの台詞回しが苦手で、「少しも寒くないわ~」というような一生のうちで一度も言わないような不自然な言葉遣いに違和感を覚え、さらに「“ありのままの姿で”って、えっ、全裸!?」と突っ込む。今や日本では映画館で曲に合わせて歌うという現象も耳にしているそうで、「私なら“シッ!(静かにして)”とやっちゃう」と言いたい放題だ。
こんな野沢の意見はさぞやツイッターで叩かれているかと思ったが、意外にも“俺も同じ意見”、“ありのままの私、という言葉、私も好きじゃない”という賛同の声が意外と多い。「映画を見てから批判しろ」という声もあるだろうが、野沢は“私はあまのじゃくだから”と絶対に『アナと雪の女王』は見ないそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)