ロックバンド・andymori（アンディモリ）が活動休止期間を経て7月21日に大阪城野音で復活ライブを行った。彼らはこの夏、2本のワンマンライブを行い、4本のイベントライブに出演した後に解散する。それだけに、集まったファンは活動再開に歓喜するとともに「もう会えないのか」と複雑な心境となったようだ。

昨年の7月4日に小山田壮平（ボーカル、ギター）が約4.5mの高さから河川に飛び降りて怪我を負ったことから治療とリハビリ期間に入り、andymoriも活動休止状態となっていた。2013年9月24日に解散ライブとなるはずだった『andymori ラストライブ 武道館』も中止となったが、今年の6月27日に活動を再開して夏に6本のライブを終えて解散することを発表した。

その復活第1弾のワンマンライブが7月21日（月・祝）に大阪城野外音楽堂で行われた。小山田壮平が元気いっぱい飛び出してきたのが印象的だ。久々のライブに3人とも溜め込んでいたパワーを炸裂させる勢いだった。

会場では、また生のandymoriを体験できた喜びの声が聞かれたが、嬉しい反面で「もう、これで聴けなくなるんだよね」とライブパフォーマンスとしては最後の機会だと嘆くファンも少なくない。

ツイッターでも「あまりにも弾丸すぎて思い出すとふわふわする。夢みたいだけど、ちゃんと大阪にいたし、アンディモリのライブを観たんだ」、「涙止まんなくて手拍子できなかったけど、とにかく必死にステージの3人を見つめてたよ」、「拍手が鳴り止まなかったんだもん。ほんと愛されてる。愛されてるなあ。だいすきだ」といった感想がつぶやかれている。中には「昨日のアンディモリはこれが最後!?というあっさりした終わり方。イベントや東京があるとはいえ、私にとってはラストだった」と“最後”だけに物足りなさを感じたファンもいたようだ。

この後、7月27日（日）にZepp Tokyoでもう1本ワンマンライブを行い、8月7日『Talking Rock！ FES. 2014』（大阪Zepp Namba）、8月12日『the telephonesとのツーマンライブ「ファンファーレと電話」』（恵比寿LIQUIDROOM）、8月20日『HINTOとのツーマンライブ「千葉LOOK presents 大感謝祭リターンズ～真夏の2man」』（千葉LOOK）そして『SWEET LOVE SHOWER 2014』（andymoriは8月29日（金）の出演）の4本のイベントライブに出演する。この夏のライブ6本をもってandymoriは解散となる。

「今年のフェスは、そうandymoriのラストを見届ける！」、「そっかもう俺はandymori観れないのか」、「きっとわたしはアンディモリを見れないまま解散しちゃうんだろうなあ」、「andymoriなぜ解散するんだよ…」、「アンディモリ解散したらまじどうなるか分からんからな！」とファンの感慨も様々だ。

※画像はYouTubeのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）