今や社会現象とも言われる映画『アナと雪の女王』。国内興行収入は242億円を突破、動員は1906万人を突破した。映画そのものだけでなく、劇中で歌われる楽曲『Let It Go~ありのままで~』も大ヒット。そんな劇中で歌われる数々の楽曲を通じ「アナ雪」の魅力を存分に感じられるイベントが開催された。
6日、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールにて「『アナと雪の女王』MovieNEX発売記念 七夕イヴ スペシャル・イベント」が開催され、親子連れなど1000人を超える「アナ雪」ファンが詰めかけた。七夕イヴということからだろうか、浴衣を着ているファンも何人もいるが、「アナ雪」イベントというだけあってアナやエルサのコスプレをした小さな女の子、キャラクターの人形を持っている人など、それぞれが熱い思いでイベントに参加しているようだ。
同イベントにはスペシャルゲストとして、神田沙也加(アナ役)、津田英佑(ハンス役)、原慎一郎(クリストフ役)、諸星すみれ(子供時代のアナ役)、稲葉菜月(幼いアナ役)が出演。ゲストとして誰が来るかは事前に観客には明かされておらず、日本語吹替えキャストたちが登場するたびに大きな歓声と拍手が沸いた。劇中歌をキャストと観客で一緒に歌ったり、「アナ雪」に関するクイズに挑戦するなどして交流を深めた。
「アナ雪」の大ヒットについて、津田が「隣近所の人がびっくりしています。『まさか隣の人がハンスなんて』って」と周りからの反響について触れ、神田も「街で声をかけられることが増えました。それも『神田さん』ではなくて『アナ』って言われるんです」と大ヒット作品ならではの周囲の変化を明かした。
この日、観客に書いてもらった短冊が紹介され、中には「オラフになれますように」「エルサみたいに魔法が使えますように」という微笑ましいお願い事もあった。
最後に劇中でアナ(神田)が歌う『生まれてはじめて』を全員で大合唱。「こんなに大勢で『生まれてはじめて』を歌ったことはなかったので、感動しました。ひとりじゃないと思いました。これからも『アナと雪の女王』を愛してあげてください」と神田が挨拶してイベントは幕を閉じた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)