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writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48・川栄李奈、慶大入試に挑戦。小3レベルから大逆転の鍵は「説得しない」こと。

AKB48の川栄李奈が番組の企画で慶應義塾大学の入試にチャレンジする。「勉強自体があまり好きじゃない」とやる気を見せない川栄が果たして天下の慶應大学に合格できるのか。「入れます!」と言い切る伝説の塾講師・坪田信貴先生は、その目標を達成するにはいくつかのポイントがあるという。川栄は現在もユーキャンによる資格取得企画『AKB チャレンジユーキャン! 2014』に挑戦中だが、先生の理論をもとに考えるとその中にもヒントがありそうだ。

ベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者で、伝説の塾講師として知られる坪田信貴先生が、AKB48・川栄李奈の資質を見事に見抜いた。7月7日放送の『ジャネーノ!?』(フジテレビ系)で、坪田先生指導のもと川栄李奈の“慶應大学合格プロジェクト”が始動した。

先生の著書にも登場する当時17歳だったさやかさんは、慶應大学を卒業後にブライダルプランナーとなって活躍中だ。番組で現在26歳となるさやかさんにインタビューしたところ、「塾をさぼったことがない。先生と話していて楽しかった」と当時を振り返る。その後、坪田先生が心理学を学んでいたことを知ったという彼女は「まんまとハマりました」と笑っていた。

さやかさんが披露した高校生時代のプリクラ。そこに写っているのは正真正銘のギャルで、本人もかなりのワルだったことを認めている。偏差値30台だった彼女は、そこから受験までの1年半を坪田先生の指導のもとで頑張り、高3の夏には偏差値70を超えるまでに至ったのである。

学力を測定するための事前テストの結果によると、坪田先生いわく川栄の学力は「小学校3年生レベル」だという。MCの後藤輝基(フットボールアワー)が半信半疑で「この川栄が、こんな状態でも1年間勉強して慶應大学に入れるんですか?」と確認するも、先生は「入れます!」と断言した。

ここで注目されるのが、坪田先生の指導法の大きな特徴である“9種類のタイプ別指導法”だ。川栄李奈は「自分を理解する人が少ないと感じる」“芸術家タイプ”だった。先生は「絶対に説得してはダメ! 自分の価値観というかワールドを持っているので、その中で好き、嫌いを判断しがち。一番人気のある車ではなく他の人とは違った車を買いたがる」とそのタイプを分析する。

さらに「あなたはこういう人だと周りから言われるのが嫌いで、今も『私には当てはまらない』と思っているはず」と見抜いた。後藤から「川栄はずっと首をかしげていた」と指摘されて、川栄も笑いながら「そうです、そうです」と認めていた。このタイプは「とにかく人と同じことが嫌い。集団授業の塾よりも家庭教師の方が成績アップする」という。

それでもなお「でも、勉強自体があまり好きではないんですよ」と繰り返す川栄に対し、先生は「それが、ちょっとずつできるようになると楽しくなる」と自信を持って主張しており、まずは彼女の勉強嫌い改善に期待が持てそうだ。

事実、『B.C.500年の“B.C.”は何の略?』という問いに川栄は「バックカルチャー」と答えている。正解は“Before Christ”だ。フット・後藤は「“バックカルチャー”って答えている。言おうとする意味は分かってるのよ!」と感心した。知識は少なくとも、川栄の考える力はむしろ優れているのかもしれない。先生が「要は学力が低いのではなく遅れているだけなので、そこに戻ってやればどんどん伸びる」というように、急速に学力が付く可能性もある。

また、先生がもう1つ大切だというのが“親のあり方”だ。先生が「愛する気持ちは持っていても、言葉として出るのは『あれはダメ』、『これがダメ』といったものになってしまう」「1時間叱ることはあっても、1時間褒めることはないはず」と子どもにダメ出しする親が多いことを指摘した。「正直、みなさんが理想の親御さん。自分がダメな親だと認識することがダメなんです」と語れば、子育て中のジャガー横田、澤部佑(ハライチ)らも真剣に耳を傾けており辻希美などは目に涙を溜めていた。

『AKB チャレンジユーキャン! 2014』で、川栄が“薬膳コーディネーター”の資格取得に挑戦していることはCMで周知の通りだ。CMの中で、当初は唐辛子の読みをたかみなに「なに? さちこ?」と聞いて呆れられた川栄も、1回目の添削で55点だったところから2回目は86点とアップした。横山由依からは手紙をもらい、「川栄はやる時はやるコなのを私は知ってるよ。薬膳の資格をとって、いい意味で期待を裏切って欲しいな」と励まされている。

川栄は7月4日に『AKB チャレンジユーキャン! 2014 Google+』で「資格の勉強の復習すすめてます。試験も近づいてきたのでラストスパートです」と伝えており、まずは“薬膳コーディネーター”に合格してから、慶應大学受験に集中ということだろうか。

彼女には応援してくれる仲間がいるのだ。番組企画として始動した川栄李奈の“慶應大学合格プロジェクト”だが、AKB48メンバーの協力が成功の大きな力となりそうだ。

※画像は『AKB チャレンジユーキャン! 2014 Google+』、『twitter.com/Yui_yoko1208』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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