17日、映画『トランセンデンス』日本語吹替え版完成披露試写会が都内・六本木にて開催され、俳優・坂上忍が登壇した。毒舌が何かと話題になり、バラエティに引っ張りだこの坂上だが、久しぶりのバラエティ以外の仕事というのが今回の日本語吹替え。同映画でスーパーコンピュータ“PINN”の吹替えを担当した坂上は、ステージ上の画面に現れたジョニー・デップから「クラウドからダウンロードした素敵なゲストをご紹介したい」と促されてステージに現れた。
坂上が声を務めた“PINN”は、ジョニー・デップ演じる天才科学者ウィルが開発した人工知能をもったコンピュータだ。坂上が吹替えで発した台詞は5言ぐらいだそうで「俺の声じゃなくてもよかったんじゃない? 声を加工しちゃうんだから」と自らに毒を吐く。
坂上は同映画ついて「面白かった。キャストが素晴らしいし、作りは緻密で繊細。この映画を観て人間の怖さ、愚かさ、儚さ、愛しさ、結構考えさせられちゃいましたね」と感慨深げだ。
現在開催中のサッカーW杯で、15日に行われた日本対コートジボワール戦をスポーツバーで観戦し、そこで120人分の飲食代62万円をおごったことが話題になった坂上。日本代表の次の試合、20日のギリシャ戦は「『ノンストップ』があるから助かりました」とその日はフジテレビの生放送番組の出演があるから前回のようなことにはならないとして胸を撫で下ろしていた。
そのギリシャ戦については、「最初から攻めていくと思うので、1対0のような試合にはならないのではないかな。3対1とか3対2で勝つといいですね。得失点差があるので理想は3対0」と日本代表に望みを託した。「ベスト8を目指してチームで一致団結して頑張って欲しい」とエールを送った。
同試写会には、ほかに通訳の戸田奈津子氏、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーも出席した。
映画『トランセンデンス』は6月28日(土)全国超拡大ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)