AKB48の渡辺麻友がバラエティ番組『行列のできる法律相談所』で昨年公開されたAKB48のドキュメンタリー映画について語った。同作ではいつもの彼女からは想像できないアイドルらしからぬ姿が映し出されているのだが、果たしてそれは真実の姿なのだろうか。
『第6回AKB48選抜総選挙』で1位に輝いた“まゆゆ”こと渡辺麻友が6月22日の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に女王となってから初めて出演した。
MCの東野幸治から総選挙で1位となった時の「コメントは事前に考えているのか?」と質問されたまゆゆは「何位で呼ばれてもイイようにいろいろパターンを考えてはいる」と正直に答えた。もし、2位だったら「悔しいです!」と訴えるパターンだったという。
東野幸治はAKB48ファンらしく、これまで上映されたAKB48のドキュメンタリー映画はすべて観ているそうだ。昨年、2013年2月1日に公開された『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN』について「監督が変なところいっぱい使うんですよっ」と語り出した。
「まゆゆがセンターで歌う、踊るという時に、振りが難しくて『覚えられない、出来ない』となり、松井珠理奈が抜擢される」と概要を話し、「メガネをかけてタミヤのTシャツを着て、ずーっと見ているまゆゆが映るんです」と正統派アイドル・渡辺麻友の意外な姿に驚いたことを明かす。
まゆゆはその場面について「もろすっぴんで、まさか撮られているとは思ってなくて」と証言しており、ダンススタジオで知らぬうちに撮影されたものなのだ。東野が「普通の地味な子が、ただ黙って見ている」と感じたのは、オフの状態の彼女である。
スクリーンでは振り付けを完璧に踊れて「イエイ!」と手をあげてガッツポーズをする松井珠理奈と、それを壁にもたれながらじっと見つめるまゆゆが映るのだが、確かにアイドルオーラは無かった。ここから成長して、今回の総選挙では“正統派アイドル対指原莉乃”と言われた接戦を制して女王となったのだから感慨深い。
なお、AKB48ドキュメンタリー映画の最新作『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come』が今年、7月4日から全国ロードショーとなる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)