米国の人気歌手、アリアナ・グランデが音楽番組『ミュージックステーション』に初出演した。共演したアイドルグループ・ももいろクローバーZの高城れにはオープニングからアリアナにべったりという感じで親しげだった。彼女がブログでアリアナと舞台裏で交流したことを伝えているが、その容姿に劣らず人柄も魅力的なようだ。

来日中の20歳の歌姫、アリアナ・グランデが6月20日の『ミュージックステーション』に登場した。ミントグリーンとホワイトの爽やかなミニスカワンピースで階段を降りてきた彼女は通訳を通して司会のタモリに「すごく楽しいです。こんなの初めてなので、ありがとうございます」と初出演の感想を語った。

アリアナがタモリと話す間、ももクロの高城れにがずっと後ろから彼女の髪の毛の香りを嗅ごうとしているのだ。百田夏菜子ら他のメンバーが苦笑しながら止めていた。

高城れにが『ももいろクローバーZ　高城れにオフィシャルブログ「ビリビリ everyday」』で放送後に、アリアナがももクロと一緒に写ってくれた1枚を公開して「アリアナさんは同じ歳なのに本当に大人っぽくて本当に本当に可愛くてお人形さんみたいで！　ぎゅーってしてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたり、すごく優しかったぁ！」と彼女と過ごした感激を伝えている。

実は、高城れには6月21日が誕生日なので、20歳最後の日だった。同い年の歌姫と素敵なひと時を過ごせて「あーいいラスト20歳になりました！」と満足だったようだ。

本番中にはアリアナ・グランデが初めてテレビに出演した8歳の時のVTRが紹介された。北米プロアイスホッケーの大会で国歌斉唱する大役を、彼女はその年齢で自ら応募して掴み取ったという。

アメリカ国歌を見事に歌っており、8歳で歌姫の資質を感じる映像だ。タモリから「8歳の時も可愛いね」と振られたアリアナは「オー、マイガー！　あれが出るなんて知らなかったわ」と照れていた。そんな彼女は、日本が大好きで今回もショッピングの他に仕事もあるが「楽しくやっている」と答えた。肉を食べないので枝豆や豆腐、お餅など日本食が好物とのこと。

スタジオでは『Baby I』と『Problem』を歌ってくれたが、アイドル的な可愛さと20歳とは思えぬ安定した歌声はまさに“歌姫”だった。

ユニバーサル・インターナショナルによるアリアナ・グランデ日本版公式ツイッター『ARIANA GRANDE JAPAN（ariana_japan）　ツイッター』には視聴者や当日『Mステ』を観覧したファンからのメッセージも届いている。

「Ariかわいすぎました。しばらくProblemが頭から離れそうにありません」とテレビでも魅了されたが、「やばい近かった。NMBの曲のときとか、Arianaめっちゃ後ろでノリノリで可愛かった」、「CMのときにAriって呼んだら投げキッスとか手振ったりしてくれた。ほんとにかわいすぎた」と直接見ると人柄も分かるようだ。

他にもNMB48がパフォーマンスを終えて戻ってくると、笑顔で親指を立てて“グッジョブ”のサインを出したり「舞台の後ろでは、いろんなアーティストとお話をしたり、喉シュッシュもやってました」という。

「最後退場する時NEWSの手越君がアリアナにお先にどうぞってやったら、ありがとう的な感じで手越君の髪の毛わしゃわしゃしてた」「仕草全てがCute」との証言もあった。

20歳にして、初出演の『Mステ』でこれだけの出演者と仲良くできるアーティストはそうはいない。高城れにが感じたように、アリアナ・グランデは大人っぽい落ち着きとキュートな面をあわせ持っているようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）