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writer : maki

【エンタがビタミン♪】“AKB48G VS 新旧・モー娘”。『テレ東音楽祭』のアイドル対決で奮闘したのはどっち?

『テレ東 音楽祭(初)』が6月26日に放送され、第2部ではAKB48グループ&乃木坂46とモーニング娘。のOG&’14がそれぞれスペシャルメドレーを披露した。AKB48グループは全部で9曲にも及び、新旧・モー娘。も4曲をパフォーマンスするほど制作側も“アイドルグループの2強対決”に力を入れていたようだ。果たしてこの対決、どちらの奮闘が評価されるのか。

テレビ東京開局50周年記念、半世紀に一度の特別音楽番組として企画された『テレ東 音楽祭(初)』。その第2部で登場した2大女性アイドルグループの双方で大きな見どころがあった。

AKB48側では、『第6回AKB48選抜総選挙』で選ばれた選抜メンバーが登場(川栄李奈は渡辺美優紀が代役)した。特に、初の選抜入りとなるSKE48・柴田阿弥、HKT48・宮脇咲良そして乃木坂46(AKB48兼任)の生駒里奈の姿がその中にある光景はファンにとって感涙ものだろう。

さらに、AKB48、SKE48、NMB48から公式ライバルの乃木坂46へとメドレーが続くと『大組閣』が持つ意味が見えてくるような顔ぶれとなった。終盤はHKT48も登場して、乃木坂以外の全グループによるコラボで最高潮に達する。

AKB48グループが収録だったのに対して、一方のモーニング娘。OGはLIVEでパフォーマンスしており、何よりゴマキこと後藤真希(28)が「生放送で歌うのが2年半ぶり」と緊張感を漂わせながら往年を思い出すセンター振りを見せてくれたのが印象的だ。

両者が披露した楽曲を見ていくと、まず、AKB48グループと乃木坂46による“テレ東音楽祭スペシャルメドレー”は次のような内容だった。

AKB48選抜メンバーが登場して渡辺麻友をセンターに『ヘビーローテーション』~『Everyday、カチューシャ』~『フライングゲット』を披露。生駒里奈、柴田阿弥、宮脇咲良もしっかりアップで映った。

SKE48の『未来とは?』では、松井玲奈、松井珠理奈、宮澤佐江(SNH48と兼任)の3人が最前列となり、他にもAKB48選抜の柴田阿弥もいる。NMB48の『イビサガール』でもAKB48選抜の山本彩、柏木由紀(AKB48と兼任)、渡辺美優紀(今回のAKB選抜では川栄の代役)の姿があり、さらには『大組閣』でAKB48から移籍した梅田彩佳、市川美織、藤江れいなに、HKT48と兼任となった村重杏奈の姿もあった。

続く、乃木坂46の『夏のFree&Easy』では、AKB48選抜メンバーでもある生駒里奈(AKB48兼任)と松井玲奈(SKE48兼任)が登場するという状態で、2月24日に行われた『AKB48グループ大組閣祭り』がいかに大きなシャッフルだったかを実感させるメドレーとなった。

前半のメドレーが終わると、MCの国分太一が所ジョージに向かい、「いやー、所さん、素晴らしい事前収録でしたね」とバラしたように、AKB48グループはLIVEではなかった。大橋未歩アナウンサーがVTRの箱を示して「AKBのスペシャルメドレーはもう1本ございますので、後ほどお届けします」と紹介した通り、後半ではAKB48選抜による『『ラブラドール・レトリバー』からスペシャルメドレーが始まる。

HKT48の『メロンジュース』では、AKB48選抜の衣装から着替えた指原莉乃と宮脇咲良やNMB48として出ていた村重杏奈も入ってパフォーマンスを披露。最後はAKB48、SKE48、NMB48、HKT48がそれぞれの衣装で合流して『恋するフォーチュンクッキー』で会場が一体になった。

AKB48グループのメドレー前半と後半の間に登場したのがモーニング娘。OGの8人だ。中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、石川梨華、吉澤ひとみに石黒彩と後藤真希が生出演した。

モーニング娘。は、テレビ東京で放送されていたバラエティ番組『ASAYAN』の“夢のオーディション”企画から誕生した。国分から「テレビ東京の番組でデビューが決まったわけですから」と振られて、中澤裕子は「あの番組がなかったら私たちいませんもんね」と当時を振り返る。

彼女はさらに「バラエティにもいっぱい出させてもらって、かくれんぼとかやりました! まあ、通いましたねテレビ東京に!」と全盛期の過酷さを懐かしむと、「あやっぺやごっちゃんとか久しぶりですよ」と2人に話題を向けた。「おかえりー」と迎えられた後藤真希は「ただいまー」と喜びながらも「こういう衣装を着て、こういう髪型をするのも久しぶり、まず生放送で歌うのが2年半ぶり」とホットパンツでおへその出た大胆な衣装とツインテールに照れていた。

“誰もが歌いたくなるモーニング娘。OGのスペシャルメドレー”は意外な曲からスタートした。

石黒彩、安倍なつみ、飯田圭織、中澤裕子の4人によるモーニング娘。のデビューシングル『モーニングコーヒー』は生歌ということもあり、新鮮に響く。1曲目が終わると、そこに残りのメンバーが加わって『LOVEマシーン』へと突入する。

ゴマキセンターの『LOVEマシーン』は彼女の変わらぬ若々しさもあって、当時のモー娘。を思い起こさせた。大ヒット曲でノリノリとなった会場も熱気に包まれてメドレーは『恋愛レボリューション21』で最高潮となった。

大歓声に包まれながら「どーもありがとうございましたー」とパフォーマンスを終えると、メドレーは収録によるモーニング娘。’14の『Password is 0』へと続く。現役メンバーのパフォーマンスは楽曲の性質もあって、観客は手拍子で盛り上げながら見守るという感じだった。

こうして、かなりの時間を使って企画された『テレ東音楽祭』のアイドル対決を終えてみると、LIVEで生歌ということも手伝ってモーニング娘。OGのインパクトの強さを改めて感じた。実は、AKB48グループでもGoogle+などで「モー娘。さん最高」と感動したメンバーが少なくない。そして、何よりその高い壁を感じたのは現役のモーニング娘。’14かもしれないのだ。

※画像は『柴田阿弥 Google+』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)