『24時間テレビ37 「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンランナーに、TOKIOのリーダー・城島茂(43)が決定した。山口達也は翌朝の『ZIP!』で、かつてチャリティーマラソンを走った経験者として現時点では「無理です」とコメント。しかし、TOKIOとしても全力でサポートするので3か月後には「大丈夫」だと涙ぐんだ。
5月18日に生放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』にて、今年の『24時間テレビ「愛は地球を救う」』でチャリティーマラソンに挑戦するランナーが発表され、TOKIOの城島茂が登場した。
番組では、彼が日本テレビの重役陣がそろった一室に呼ばれてマラソンランナーの件を「お願いします」と告げられるシーンもVTRで放送された。突然の依頼に驚いた城島はしばしテーブルにおでこをつけて沈黙すると、やがて「逆に、お願いします」と引き受けた。
その潔さについてMCの東野幸治が「逆に走らせてくださいなんて言えるものではない」と感心すると、城島は「あの場面で男としてイヤだと引いたら、男とちゃう」と心境を明かしている。ただ、本当はもっと様々な思いから決断に至ったようだ。
発表後に行われた記者会見の様子を、19日の朝に『ZIP!』が放送した。城島は「中学1年の時に1.5kmマラソンを走ったのが最長距離で、それ以来走っていない。普段はなかなかDASHしない」と明かす。
『ZIP!』の曽田茉莉江から「走ろうと決断するのに、背中を押したのはなんですか?」と質問を受けた城島は、「そうですね…」と考え込み「なんでしょね~」と肩すかしを食らわせる。すかさず関ジャニ∞の村上信五から「今のは、えらくタメましたね!」と突っ込まれていた。
笑いがとれたところで、城島は改めて「これは成功したらすごく面白いし、『そこにチャレンジする城島っておもろいやん』という関西人の血が騒いだ」と語っている。また、「うちの山口が一度走っている。それを見ていたし、メンバーみんなでサポートして、あの夏はすごく最高の夏だった。TOKIOから2人目というのもすごく光栄だなと思う。逆に今度は僕が返す番というか、あの時の感動をという思いが、実はあります」と山口達也が25歳で走った時を振り返っており、その際の経験も決断した理由のようだ。「40代ならではの走りができたらなと思います」と決意を示した。
城島の会見をVTRで見た山口達也は、MCの桝太一アナウンサーから感想を求められて「無理です」と苦笑した。現時点では完走できないという意味の「無理」だ。2日ほど前に城島から「走るよ」と明かされた時に、TOKIOのメンバーは突然のことで「ポカーンとしていた」そうだ。「でも、サポートするしかないじゃん」と自身も覚悟を決めるように語る山口だったが、「でも、たぶん無理です」と再び口にした。現時点ではそれほど先が見えないらしい。
1997年に山口達也がチャリティーマラソンを走った際のVTRも流れたが、当時は城島がマッサージしたり伴走して声をかけるなど山口をフォローする場面も多かった。
今回は、43歳となったその城島が走ることになった。山口は「心配はあるが、彼だったら無理せずにできると思う。とにかく応援して一緒に走りますよ」と話しながら、感極まって涙ぐんだ。
番組の最後でも「不安な点だらけですが、大丈夫です。ちゃんとサポートします」「完走してくれるでしょう、たぶん大丈夫。今年はいい年になるのでは」と前向きにとらえていた。山口達也の言葉からも、城島茂の挑戦はTOKIOメンバーの挑戦でもあることが伝わってくる。
『24時間テレビ37 「愛は地球を救う」』は8月30日~31日に放送されるが、TOKIOは8月1日から全国ツアーに入る。また、8月16日、17日には夏フェス『SUMMER SONIC 2014』へも出演が決定しており、その中でチャリティーマラソンの準備を進めることになる。あとは、TOKIO一丸となって乗り切るしかない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)