嵐の櫻井翔が、日本テレビの『音楽のちから 2014』で今年も総合司会を務めることが決まった。朝の情報番組『ZIP!』でそのことを伝えた櫻井翔は、今回の進行について「ある意味、お客さんとして一緒に楽しみたい」と意気込みを語った。すっかり『音楽のちから』の顔として定着した感のある彼だが、それでも緊張するのだろう。昨年の生放送で横に立ってアシストしてくれた日テレの郡司恭子アナウンサーを全く覚えていないという。
『THE MUSIC DAY 音楽のちから 2014』(日本テレビ系)が7月12日12時~22時54分まで、合計11時間生放送されることが分かった。嵐の櫻井翔が5月7日の『ZIP!』にVTR出演して、「櫻井翔です。今年も総合司会を務めさせて頂くことになりました」とあいさつした。
だが、郡司恭子アナウンサーから意気込みを聞かれた櫻井は、「そうですねー? なんだろう…」と歯切れが悪い。「あんまり、意気込んでいらっしゃらない?」と郡司アナが突っ込むと、「やめてくださいよ! こんなに気合い入っているのに!」とスーツ姿をアピールしていた。
そんな櫻井翔は、12時間にわたり放送された昨年の『音楽のちから』を振り返ると「嘘だと思うかもしれないけど、あっという間だった」という。それほど司会に集中して余裕がなかったということだろう。
今年は「ある意味、お客さんとして一緒に楽しみながら、番組を進行できたら、また楽しくできるんじゃないかと思います」と、昨年の経験を教訓にして意気込みを語った。
今回のメインテーマは“日本人にちからをくれる名曲”となっている。それにちなんで「今、欲しい力は?」と問われると、櫻井は「パッと見て全てを覚えられるちから」と答えている。台本を何度も読まずに一瞬で頭に入る力が欲しいそうだ。
そこで、郡司アナが昨年の『音楽のちから』で「私が横にいたの覚えていますか?」と確認してみた。だが、彼は「それって、本当に僕でした?」まったく記憶にないようだ。その時の映像を見ると、櫻井翔と肩を並べるように立つ郡司アナの姿があった。
櫻井翔はその事実を知って、「ご無沙汰しています」と郡司アナに頭を下げていた。今年は「お客さんのように一緒になって楽しみたい」というように、昨年よりは緊張感も薄らいでいるようだ。きっと、周囲の状況にも目を配れるのではないか。
出演アーティストについてはまだ情報がないが、嵐が出ることは間違いないだろう。また、櫻井翔は桝太一アナウンサーがアーティストたちから“ムチャぶり”されたり、歌を披露するのが楽しみだと明かし、「今、言ったから今年もきっと歌うことになるでしょう」と期待していた。
『THE MUSIC DAY 音楽のちから 2014』の特設サイトでは、「あなたにちからをくれる名曲を教えて下さい」とアンケートを実施中だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)