これまで高橋大輔選手と男子フィギュアスケート界を牽引してきた織田信成。惜しまれつつも昨年末に現役を引退してからは、プロスケーターやスポーツコメンテーターとして活動している織田が、映画のイベントに登場し、プライベートについても語った。
14日、絶賛公開中の映画『アメイジング・スパイダーマン2』のイベントに織田信成が登場すると、客席の女性たちから「織田さ~ん!」「織田くーん!」と大きな歓声が次々にあがった。映画のイベントは初めてという織田は「恐縮です。緊張しています」と照れくさそうにはにかんだ。
この日のイベントでは、自身の妻や子どもについてもいろいろなエピソードを語ってくれた織田。
まだ結婚する前のこと、のちに妻となる彼女にサプライズをしようと思いついた織田は、海外での練習から帰国する日をあえて遅く伝えたのだという。早く帰ってきて彼女を驚かせようとしたわけだが、「彼女は情報を仕入れていて、僕が帰ってくる日をちゃんと知っていて、全然サプライズできなかったというサプライズがありました」とそのときのことを振り返り、笑わせた。
また、「ロマンチックなことは常に考えていますね」という織田だが、妻にプロポーズの言葉をきちんと伝えていないそうで、「“僕のお嫁さんになってください”とか、“味噌汁を作ってください”、“僕のパンツを洗ってください”って言いたかったんですが…。いつかきちんと伝えられたらいいですね」と妻への思いを口にした。
そして3歳と1歳の男の子の父親でもある織田は、「息子にはいつも抱きしめてあげたり、“大好き”という言葉をかけたりしているんですけど、あるとき『パパ、僕も大好き!』って言ってくれてグッときて泣きそうになりました。逆に愛情をたくさんもらって頑張ろうって思いました」と語り、スパイダーマンのファンである子どもたちを連れて「またこの映画を観に来たい」と愛情あふれる良きパパぶりを垣間見せた。
一方、仲が良いという女子フィギュアスケートの村上佳菜子選手は「妹のような存在」とのこと。「歳は離れているけど、優しくてノリも良くて、一緒にいるとすごい楽しい」とコメントした。
イベント終盤にはスパイダーマンが現れ、アクロバティックなパフォーマンスを披露。それに負けじと織田も、氷上さながらのターンとフィニッシュのポーズを決め、織田スマイルで観客を魅了した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)