2008年の年末に開催されたM-1グランプリで、敗者復活戦から決勝進出。総合2位という成績を残し、彗星のごとく現れたオードリー。翌年にはM-1で魅せた独特のズレ漫才で大ブレーク、漫才コンビとしての知名度を上げていった。それから5年が経った今年になって、オードリー・春日が再ブレークしているようだ。
24日深夜放送の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、オードリーの若林正恭は相方の春日俊彰が再ブレーク中にあるのではと口にした。
オードリーは2008年、M-1グランプリで敗者復活から総合2位という成績を残し漫才コンビとして大ブレークを果たした。しかし以降はネタ番組の減少からかコンビとしての露出は減り、若林ひとりでMCとして番組に出演する機会が多くなっていた。ところが最近では、春日がピンで出演する番組に人気が出ているのだ。
若林の“肌感覚”では、『ネプ&イモトの世界番付』(日テレ系)のコーナー“オードリー春日の部族滞在記”や、『ポケモンゲット☆TV』(テレビ東京系)を見ている子供たちが春日の再ブレークを支えているようだ。若林は同世代の友人の子供たちから、「春日のファンだから」とサインを頼まれることが増えてきたという。
春日も実家に帰るたびにサインを頼まれるそうだが、その色紙の枚数がここにきて増えてきたことで再ブレークを実感しているらしい。
春日自身はこの再ブレークを「子供人気」ということに加えて、5~6年前に比べて「見る人や番組を制作する人が入れ替わっている」からではと分析していた。いずれにしても、アフリカの部族の村長らと物怖じすることなく生活する筋肉ムキムキの春日は、子供たちにとってかっこいいヒーローのような存在なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)