「深海魚になりたい」。タレント・中川翔子が破局報道後に、更新したブログに綴った言葉だ。芸能ニュースのコメント欄には「別れて正解」「彼とは幸せになれない」という意見が溢れる中、「本当にしょこたんの意志で別れることにしたの?」と疑問を呈するコメントも少なくない。現在の中川は、誰もいない何の情報も入ってこない静かな場所で“心を休めたい”といった心境なのだろうか。
“中川翔子イケメン俳優と熱愛!”このニュースが流れたのは先週の土曜日、4月26日のことだ。年下で戦隊シリーズの主役ヒーローを演じていた男性との初ロマンスに、当初は「しょこたん、おめでとう」との声がネット上では多かった。だが28日にはその男性に“隠し子がいる”と報道されると、祝福ムードは一転。中川のファンばかりでなく、彼女の親世代の方からも「絶対に幸せになれない」「別れた方がいい」と反対意見の嵐に。中川の母親もこれを理由に猛反対していると言われ、彼女は四面楚歌状態となった。そして5月2日に“しょこたん破局”と一斉に報じられ、その経緯は“報道で隠し子の存在を知った中川が大きなショックを受け、2人で話し合った結果、別れを決めた”とされている。
もちろん本当に彼が、自分に子どもがいることを中川に伝えずに交際を続けていたならば大問題である。だが一部報道によると、彼女はそのことを知った上で交際していたが、中川の母親が猛反対しているとも伝えられた。この件で4月30日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)のコメンテーターを務める中村うさぎが、「(本当にしょこたんが好きなら)相手に子どもがいようと、自分の思いのままに結婚して欲しい」とエールを送っていた。そして「離婚してもいいから」と言葉を続ける。結婚して分かることもあるし、離婚して分かることも沢山ある。そういうことを全部体験してもらって、表現者としての中川翔子に生かして欲しいというのだ。中村は彼女をよく知っており、才能があるのだから色々な経験をして、強い大きな女性になってくれることを望んでいた。重ねて“誰にでもできることではないが、しょこたんならできる”と、中村は言葉に力を込める。一方で中川の母親には「これを機会にしょこたんを羽ばたかせて欲しい」とカメラに向かって、子離れすることをお願いしていた。
“しょこたんは周りの猛反対に屈し、むりやり「別れる」と言わされたのではないか”という意見がネット上で見受けられるのは、今までの報道と食い違う点が多いからであろう。破局報道直後の中川は、『中川翔子オフィシャルブログ』に「何もかも経験値に変えて、素敵な大人の女性になれるようにレベルアップして、未来に向かって生きて行きます」と感情を押し殺したような、非常に短い文章が綴られていた。それは別れを決断したことを、匂わすものではない。そして別の更新で、「深海魚になりたい」と記されている。そんなブログから伝わってくるのは、中川は非常に疲れていて休養が必要ではないかということだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)