HKT48のローカル番組『HKT48のごぼてん!』(テレビ西日本)が5月24からスタートした。指原莉乃が収録を終えた時点で「開始3分ほどでメンバーが涙したり。(笑)はやくも愛され番組になる予感」とツイッターで予告していたが、その涙のワケが明らかとなった。
指原莉乃が5月22日に『指原莉乃(345__chan) ツイッター』で、福岡ローカルで放送されるHKT48の冠番組『HKT48のごぼてん!』のスタジオ収録を終えたことをつぶやいている。ロケ収録はすでに終わっており、スタジオでそれを見ながらHKT48メンバーがトークするという内容だ。
スタジオにはMCのお笑いコンビ・パラシュート部隊(斉藤優と矢野ペペ)。対面してひな壇には最前列に指原莉乃と矢吹奈子、田中美久の12歳コンビ“なこみく”。後列に兒玉遥、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどかが座った。
記念すべき第1回目のゲストは、お笑いトリオ・ネプチューンのホリケンこと堀内健だ。
ところが、馬のように四つん這いで登場したホリケンは「ヒヒーン、ばさっしーです」とギャグを披露したかと思いきや、「よしっ、なこみくっ! 東京に行こう!」と突然、2人を両手で抱きかかえて持ち上げた。
「キャー!」とメンバーの悲鳴が轟く中、パラシュート部隊の2人が「なにやってんだよ」とホリケンから2人を引き離す。なこみくもすかさずホリケンの手の中から逃れたが、田中美久は本当に泣き出してしまったのだ。他のメンバーが「泣いちゃった」と慌てると、森保まどかが田中美久の肩を抱いてなぐさめていた。田中はそれでも「えーん」と声を出して泣きながら指原莉乃の方へ歩み寄ると、今度はその胸に顔を埋めて泣き続ける。
緊張感が漂うスタジオで、パラシュート部隊が「今日が、最終回になっちゃうよ!」とホリケンを責めると、彼も頭を抱えながら反省していた。やがてホリケンから「ごめんなさい」となこみくに頭を下げた。
矢吹奈子が「いいよ」と許したことでようやく田中美久にも笑顔が戻り、ホリケンとハイタッチして仲直り…するはずだった。しかし、再びホリケンが「うおーっ」と叫んで2人を抱きかかえようとしたところ、画面に『しばらくお待ちください』のテロップが出ることとなった。
ロケでは福岡工業大学附属城東高校をHKT48が訪問。学食の唐揚げをめぐって生徒たちがチャイムと同時にダッシュする、伝統の“オアシスダッシュ”がVTRで紹介された。「まさか、この番組で興奮して立ち上がるとは思わなかった」と指原も口を滑らせるほど、見応えのあるものであった。
その指原莉乃が店長となる、「牧のうどん」(福岡を中心に展開するうどん店チェーン)ならぬ“さしのうどん”はメンバーの相談に乗るコーナーだ。1人目の相談者、兒玉遥が「先輩たちが次々と卒業する中で、私はいつまでアイドルをやるんだろうと心配になる」と悩みを打ち明けた。指原は「私の方が、心配していると思う」「それは、私も知りたい。だから教えられません」と回答。そんなうどん屋だ。
ところで、オープニングではホリケンに驚いて泣いてしまったが、なこみくの成長ぶりには驚かされる。“クイズ?三面記事”のコーナーでは指原莉乃のフォローがなくとも積極的に挙手して回答。早く手をあげた者勝ちと言われれば、出題前から手をあげて「今はグーだから、これをパーにしたらあげたということです」と子どもらしい発想で笑わせた。
なこみくがここまで活躍するとは意外だった。2回目の放送から出演メンバーがチェンジするかどうかは分からないが、この2人が度々出演するのならば、先輩たちもウカウカしてはいられない。
※画像は『指原莉乃 Google+』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)