AKB48の福岡握手会にて企画されたリレー大会で、松井咲子らのチームが優勝した。彼女がブログでその喜びと、筋肉痛になったことを伝えて「また行くけん待っとってね」と福岡のファンにあいさつした。その上で「方言でのコメントも待ってます」と呼びかけたところ、全国のファンから方言でのコメントが殺到している。
松井咲子のファンが全国にいることを実感した。マリンメッセ福岡で行われた“「ハート・エレキ」「前しか向かねえ」全国握手会イベント AKB48祭り”について、彼女が4月30日の『松井咲子オフィシャルブログ「さきっciao」』で「昨日は福岡での全国握手会!」と振り返っている。
その日、花、鳥、風、月のチームに分かれて「本気のリレー大会やったよ」という。松井咲子は永尾まりやがキャプテンを務める“月”チームだ。「走るの久しぶりだし負けそーって思ってたけどまさかの優勝」と喜びを伝えながら、「しーちゃんにも里英ちゃんにも『走り方変だった』って言われた! 恥ずかしすぎ」、「おかげさまで早速筋肉痛です」と明かす。
楽しく握手会を過ごした松井咲子は博多ラーメンの写真を載せて「また行くけん待っとってね」と伝えると、「わたし方言だいすきなんだけど、みなさんの住んでるところは方言ありますか? 方言ある方は方言でのコメントも待ってます」と読者に呼びかけた。
すると、「ハイサイ! 咲子ちゃん。咲子ちゃんチバリヨー(頑張れ)」といった沖縄のファンからのコメントをはじめ、全国から方言で書かれたコメントが寄せられている。
大分からの「いっつも普段通りの言葉でコメントしよんけん、常に方言でコメントしよんわあ」はまだ理解できるが、「リレー走って、がおっていねがっす?」となると分からない者も多いのではないか。山形の方言で“がおって(=弱って、ぐったりして)”となるそうだ。
兵庫県南西部の播州弁では、「おまはんのめんどうてけったいな走り方、見てみたかったわえ(貴女の不出来で変な走り方、見たかったなあ)」と話す。
「咲子さん、やっとかめだなも」は名古屋で“お久しぶり”という意味。名古屋といえばSKE48の本拠地だが、「熱いは、チンチン! お湯がチンチンに沸いてると言います。さらに熱いとチンチコチンと言います(笑)SKEメンバーもよくネタにしてますね」という情報も寄せられた。
福岡からも博多弁で「すーすーす(すーすーする)、なおす(片付ける)、はわく(ホウキではく)、おらぶ(叫ぶ)、しかぶる(もらす)、さるく(歩く)」といった方言が紹介されているが、こちらはHKT48ならば分かりそうだ。
「岡山弁を活字にしてコメするのは結構しんでぇな」というファンは、「でぇれぇ(すごい)、ぼっけぇ(超すごい)、もんげぇ(超絶すごい)」といった3段階の表現を説明している。「ラーメンしこたま食ったっで! まじ、もんげぇーうめえーけん食べ過ぎで太ってしもうたし」というように使うらしい。
「千葉だから方言ないんだよー!」というファンからは、「夕焼け小焼けのことをパンザマストって言うぐらい」とレアな情報が届いた。この表現は千葉県の中でも柏市民だけという。
また「しーちゃん、キタリエに走り方変だって言われたの! そんなのさすけねぇ」と松井咲子を励ます会津若松のファンもいた。福島で“さすけねぇ”は「気にすんなとか大丈夫だよって意味」になる。
他にもまだまだ方言コメントが届いており、呼びかけた松井咲子も5月2日に「みなさん方言でのコメントすごーい! 感動」「ほんと方言って憧れる」と伝えている。彼女は埼玉県出身なので特徴のある方言は話さないようだ。
※画像はtwitter.com/skc1210のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)