EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】「いないいない、ばぁ」が赤ちゃんの知能を豊かに。英ケンブリッジ大研究チーム。

このほどケンブリッジ大学の研究チームが、赤ちゃんの大好きな「いないいない、ばぁ」には深い意義があることを発表。ゲーム形式で親と赤ちゃんが触れあうことの重要さを改めて指摘した。

英ケンブリッジ大学のジェームズ・ラッセル教授とその研究チームはこのほど、赤ちゃんは親や兄姉に一緒に遊んでもらうことを本当に楽しみにしており、なかでも「いないいない、ばぁ」は赤ちゃんにとっての最高に魅力的な“脳活”であることを突き止めたと発表した。

ラッセル教授は3歳児と4歳児の37人を3グループに分け、ある実験を行った。子供たちの目をアイマスクで覆い、周囲から見られているかどうかを問うと、ほとんどの子が「誰も自分たちのことを見えていない」と回答。またアイマスクを着けた大人が姿を見せると、今度は「誰もこの人たちのことが見えていない」と答えた。つまり、子供にとって視界を遮られるというのは自分が透明人間と化す瞬間であり、子供にとって「いないいない、ばぁ」は大人が想像している以上にスリリングでエキサイティングなゲームであったというのだ。

また「ばぁ!」の声色に変化をつけ、その後ヘンな顔を作ってみせる親は多く、子供たちもそれにゲラゲラと大笑いする。これは子供たちが“期待通り”より、“脱線”が大好きであることに他ならないという。生後6か月頃の赤ちゃんは、知能に関する芽をもう十分に出しているとのこと。親は出来るだけお茶目になることを心がけ、たくさんの楽しい刺激を赤ちゃんの目や耳に与えてあげると良いそうだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)