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writer : maki

【エンタがビタミン♪】田中理恵、体操選手時代の体重管理がスゴすぎる。「トンカツは衣をとられました」

元体操選手の田中理恵がバラエティ番組で、現役を引退して一番最初にやったことは「体重計を隠した」ことだと明かした。彼女が選手時代の体重管理の現状を語ると、共演者の女性陣からは「ストイック過ぎる」と驚きの声が出ていた。それはダイエットを超えた究極の体重管理だったのだ。

兄の田中和仁が体操を始めたことがきっかけで「私もぐるぐる回りたい」と田中理恵が体操の世界に入ったのは小学校1年生の頃だった。2012年のロンドン五輪では、弟の佑典と3きょうだい揃って出場を果たし、翌年には東京五輪招致団の一員として活躍する。その年の12月16日に現役引退を発表した。

最も美しい演技で観客を魅了した選手に贈られる『ロンジン・エレガンス賞』を受賞したこともある彼女だけに、引退後もメディアでタレント並の活躍ぶりだ。4月12日の『メレンゲの気持ち』では体操時代の過酷な体験や恋愛事情についても語ってくれた。

彼女は現役を引退してとにかく真っ先に体重計を隠したという。体操選手時代には「朝起きて体重を量り、食事前に1回、食後に1回、練習前に1回、寝る前に1回」量っていた。365日を通して、設定した体重に対して増減を“500グラム”以内に抑えなければならないからだ。「重くなっても、ケガにつながるし。軽くなってもパワーが出ない」ので太っても痩せてもいけないのである。

父は体操クラブを開き、母は体操選手という体操一家だったので、子どもの頃から学校が終わると夜10時頃まで体操の練習をしていた。家路に向かう車の中で母が作ったお弁当を食べるのが晩御飯だった。そのお弁当も母がしっかりカロリー計算して体重管理をしてくれた。

子どもらしくハンバーグなど好きなものを食べられるわけではなく、たとえば「トンカツは衣がとられていましたね」「酢豚ではなくて酢鶏(すどり)だった」と彼女は当時の食事制限を振り返った。

体操選手であることは、恋愛事情にも影響するようだ。「恋愛はダメだというルールはなかったが、体操があるので好きな人一本になれない」という事情で彼もいなかったらしい。彼女は体操のために、突然治療が入ったり、急遽練習が入るので「“ドタキャン女王”みたいになっていた」と苦笑する。

そんな田中理恵は男性のタイプについて「竹野内豊さんみたいに、見た目がクールな男性がいい」と照れながら答えた。番組では交際中だと報道された野球選手については触れなかったが、もし結婚ということになればアスリートの食事管理は心配なさそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)