お笑いタレントの清水圭がブログで『笑っていいとも!』のレギュラー時代を振り返り、当時の自分の行いを悔いている。生意気な言動が原因で、番組を“降ろされた”と自ら明かしているのだ。
3月31日の夜に行われた『笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号』の会場に、姿を見せていた清水圭。現在52歳の彼が今から20年ほど前の1年間、『笑っていいとも!』にレギュラーとして出演していた。この頃の清水は、人気クイズ番組の回答者やレポーターで引っ張りだこ。まさに今でいう、“ブレイク”芸能人の1人であったことは確かである。
3月31日の清水圭オフィシャルサイト『K432.net』で彼は、『グランドフィナーレ』の番組には出演したものの、その後ホテルで行われた盛大な打ち上げには参加しなかったと記している。「俺が行くべきではない」と思ったからだという。
ブログによると清水にとっても『笑っていいとも!』は、新人の頃からの憧れの番組だったという。しかしレギュラーになった頃は彼の人気が一番のピークだった頃で、大阪でも番組を抱えており大変忙しかったようだ。そんな多忙な毎日を送っているうち『笑っていいとも!』は清水にとって特別ではなく、ただの“仕事のひとつ”となってしまったらしい。
そんな中レギュラーになってまだ1年も経たないのに、「夏休み」を取ったという清水。『グランドフィナーレ』で中居正広(SMAP)が感極まったスピーチ中に笑福亭鶴瓶に向かって、毎年正月にハワイに行くために休んでいたことを茶化していた。長年番組に出演してきた笑福亭鶴瓶でさえ―である。この中居の言葉を踏まえると、当時の清水の行動は番組スタッフや共演者にどのように思われていたのかが想像できる。清水はブログで「スタッフは頭に来たと思うわ(笑)」とし、「そりゃ降ろされるわいな(笑)」と綴っている。
グランドフィナーレが終わり渡されたお土産を見ると、テレフォンショッキングに出演した時に使った「名札」が入っていたそうだ。それを見た清水は“グッときた”という。そして今も芸能界に身を置きながら、“芸能界が遠くに感じた”と、ブログには切ない心境が綴られている。
心残りは打ち上げに参加しなかったことで、当日にタモリへお礼を言えなかったことだという。自宅が近いことから後日、個人的に言うことにしたと記している。きっとタモリなら何事も無かったように、和やかに清水の言葉を受け入れてくれるだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)