先月7日の記者会見で、佐村河内守氏は「(新垣隆氏を)名誉毀損で訴えます!」とまるで威嚇するかのように、正面を見据えて言い放っていた。しかしこの会見後、佐村河内氏の態度は一変。代理人を通して新垣氏へ協議を申し入れているという。
一部スポーツ紙によると、先月7日の記者会見後に佐村河内守氏の代理人に就任した弁護士から、「2月の記者会見で証言した、“佐村河内氏の耳が聞こえないと感じたことは一度も無い”という部分を撤回して欲しい」との要求が、新垣隆氏に対してあったと伝えられた。“全ろう状態が奇跡的に、3年前から聞こえるようになった”という佐村河内氏の主張を、彼にも認めて欲しかったのか。しかしこの件に関して新垣氏は、毅然と断ったということだ。
4月15日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、新たな動向が注目される佐村河内氏側の代理人にインタビューを行った。
ここで驚きの発言があったのだ。そもそも現在の代理人を務める弁護士は、「佐村河内さんから“名誉毀損”に関する相談は無い」と話したようだ。記者会見では“名誉毀損で訴える”と強硬姿勢だった佐村河内氏だが、今は態度を一変し著作権に関する件で新垣氏側に協議を申し入れているという。
代理人によると佐村河内氏は、「“著作者”を明確にしたい」という意図が強いと話す。番組側の見解は“新垣氏は著作の権利を放棄すると表明しているが、口頭だけでは無い形での意思確認”と、“1%でも曲作りに関与しているとして、自分も著作者だと主張”するために、佐村河内氏側が協議を申し入れたのではないかということだ。
周りの助言があったのか、強気に出ても新垣氏の態度が変わらないと佐村河内氏が悟ったのか。スタジオ内からは「やっぱり、お金?」という声が聞こえる。新垣氏は申し入れを受け、近日中に代理人同士で話し合いが行われるそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)