エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】明石家さんま、“週刊誌の記事”に自らダメ出し。「内容はどうでもいいけど…」

明石家さんまは、取材に訪れた週刊誌の記者に対して常に“あること”を言っているそうだ。それは“笑い”に対して強い思いを持っているさんまらしいものであった。

お笑い芸人の明石家さんまが、4月20日に放送された『おしゃれイズム 春の1時間SP』にゲスト出演した。番組に“さんまの歴代マネージャー”から3人(田中宏幸さん、吉田武司さん、五味渕英さん)が登場する場面もあったが、そこでは“さんまとの思い出”が楽しそうな雰囲気で語られていた。

そんな中、番組の司会を務める“くりぃむしちゅー”の上田晋也が「(現在、さんまのマネージャーをしている五味渕さんに向かって)でも、今大変でしょう? さんまさんが最近写真週刊誌にいろいろ撮られたりなさるから…」との質問をぶつける。五味渕さんが笑みを浮かべて「(僕もさんまの女性関係を)雑誌で知るんで、逆に(雑誌にさんまの記事が載るのが)楽しみになりましたね」と答えると、さんまは頭をかきながら爆笑した。

その上で、さんまは「みんなは普通(雑誌が出る)事前に(週刊誌側から掲載する旨の)報告あるじゃない? うちは来ないんですよ」と口にする。その理由について、さんまは「向こう(週刊誌の人たち)が勝手に『あの人は何を載せたって大丈夫だ』っていうシステムになってるみたいで」と笑いながら語った。

また、週刊誌の記者が取材に来たときのさんまの対応も独特だった。週刊誌に載ってしまえば世間の人たちにも分かってしまうのでそれを笑いに変えたいと考えるさんまは、取材に訪れた記者たちにいつも「(記事の)内容はどうでもいい。とにかく面白いタイトルをつけてくれ」と言うそうだ。さらに「(記事のタイトルは)何にした?」と尋ねることもあると明かしたさんまは、「それ、オモロないがな~」と記者たちにタイトルのダメ出しまでするというから驚きだ。この対応に安心したのか記者たちも思わず「(さんまさんがタイトルを)考えてくださいよ~」とお願いしてきたこともあるようで、さんまは、自分の記事のタイトルを自分で考えるとは「もう、訳わからん」と笑顔で話していた。

さんまは今年で59歳を迎えるが、“笑い”への思いの強さは衰えることを知らない。今年1月に放送されたラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』にゲストとして登場した際も、さんまは自身の笑いの取り方について「(ドンドン前に出て行く)幕下力士みたい」と形容した。この日の放送ではドンドン前に出ていきながらも出演者たちへの“さりげないアシスト”も欠かさずに行うことで、いかなるときでも“笑い”を作っていくさんまならではの“週刊誌の記者への対応”があることが分かった。
(TechinsightJapan編集部 TORA)