最近はお笑い芸人より監督業の方が目立つ品川庄司の品川ヒロシ。監督第3作目の映画『サンブンノイチ』の豪華キャストを引き連れて、初日舞台挨拶に登壇した。

1日、都内に豪華すぎる面々が春の嵐のように現れた。品川ヒロシ監督を筆頭に映画『サンブンノイチ』の出演者、藤原竜也、小杉竜一（ブラックマヨネーズ）、田中聖、中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介☆、主題歌を担当した→Pia-no-jaC←が集結した。「いつもは“サンブンノイチ”以下（の現場）だった」と明かした品川は、満面の笑みで今回初めて全員が揃ったことを心から喜んだ。

「現場に行くのが楽しかった」と各々出演者たちが語った通り、撮影現場さながらの仲の良い雰囲気がステージ上から手に取るように伝わってきた。特に主演の藤原竜也、小杉竜一、田中聖の3人の仲の良さは共演者の窪塚から「ジェラってます」と言わせるほどだ。

イジラレまくりの小杉。一言発する度に「シーッ（黙って）」と指で喋らせないジェスチャーを繰り返した田中。マイクを取ろうとしたり、キツい一言を発する藤原。それを見てさらに突っ込む品川に観客からも笑いが絶えることはなかった。

小杉の愛されエピソードが次々に明かされた。小杉の撮影最終日、壇蜜と小杉が撮影をしているラブホテルの隣室で田中聖は花束を持参して待っていたという。普段は藤原と2人で小杉をイジって楽しんでいる田中だが、最終日に花束を持ってラブホテルの隣室で待機するとは。田中の“小杉愛”の証だろう。

小杉にまつわるエピソードは終わりがない。小杉、藤原、田中、品川の4人で飲みに行った時、眠そうな品川に「えーから俺の膝で寝とき」と小杉が声をかけてきたという。そのまま膝枕をしてもらったと明かした品川は、「このまま死んだら幸せだろうな」と語り、先輩でもある小杉のさりげない彼女のような優しさに感動しきりだ。

品川監督のもと、小杉を中心に“キャラの濃い”キャストたちが「個性のカッコイイ部分、綺麗な部分、汚い部分ぐちゃぐちゃぐちゃと画面いっぱいに暴れまわっている映画」という『サンブンノイチ』。これを観て思いっきり笑ってみては？

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映画『サンブンノイチ』は、4月1日（火）全国公開！
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）