EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】ウォータースライダーのスピードの出し過ぎに要注意。大怪我で後悔しきりの男性。(英)

ウォータースポーツが楽しみな季節にはまだ早いが、イギリスにはレジャー施設ではどこでも大人気のウォータースライダーで恐怖の事故を体験し、「人生を台無しにされました」と英紙に語る40代の1人の男性がいた。

こちらの画像は、このほど英紙『デイリー・ミラー』電子版が報じた記事のスクリーンショットである。英ケンブリッジシャー州ピーターバラ在住のデズ・ジャービスさん(46)は2年前、ガールフレンドとお互いの子供たちを連れてトルコに旅行。事故はアルティンカムのホテル「Didim Beach Resort」のプールで起きた。「どこにでもあるごく普通のウォータースライダーでも、深刻な怪我を負うことがある」として、ジャービスさんは同紙にその時の様子を語った。

スライダーからプールに滑り落ちて、水面を滑るように猛スピードで前進した後、気がついたら右足に大変な痛みを感じ、足首の上にぽっかりと穴が開いていたと話すジャービスさん。プールの壁に激突して皮膚から肉まで深く削り取られてしまったのであった。右の写真で負傷した部分が確認できるが、黒い部分は金属プレート。ジャービスさんの足はその後に脛骨の感染症を起こし、骨の一部を削除。5度の本格的な手術と3度の調節などを経て、そこはなおも金属プレートが何本ものネジにより固定されているのであった。

これにより左足より右足の方が約5センチ短くなってしまったジャービスさんは、いまだに杖での生活を余儀なくされ、痛みも続いている。24年間続けてきた窓枠の組立工の仕事ができなくなってしまい、大好きだったエクササイズも奪われ、人生を台無しにされたと心身ともにひどく落ち込んでいるが、利用した大手旅行会社の「First Choice」社は何の誠意もみせてくれないという。また彼の弁護士であるニック・ハリス氏は、「そのプールでは同様の事故に見舞われた客が他に5人いることも分かりました。しかし閉鎖や改善もなく、依然としてプールの営業が続いていることには驚くばかりです。頭を強打すれば即死でしょう」と話している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)