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writer : maki

【エンタがビタミン♪】山下智久がジャニーズJr.時代の不可解な体験明かす。「Mステで衣装が無くなった」

山下智久が音楽番組でジャニーズJr.時代のエピソードを明かした。彼はハッキリとは言葉にしなかったが、状況からするといじめの可能性も考えられる内容に、共演していたOKAMOTO’Sも「えっ?」と一瞬固まっていた。ジャニーズJr.時代といえば山下智久が“山P”と呼ばれるようになった時期だが、どうやらそれとも関係がありそうなのだ。

昨年の7月から放送された山下智久が主演した月9ドラマ『SUMMER NUDE』(サマーヌード)。山下自身のシングル曲でもあるそのエンディングテーマ『SUMMER NUDE’13』をアレンジしたのがロックバンド・OKAMOTO’Sだった。しかもメンバーのオカモトショウはFMラジオパーソナリティのリッキーこと石狩清役で出演もしている。

それから年を越えて2014年2月28日に放送された『僕らの音楽』でその2組が初対談することとなった。

年齢も芸能界での活動歴も先輩である山下智久にOKAMOTO’Sのメンバーが敬意を持っていることが伝わるトークとなった。バンド結成時の苦労話を語る彼らに、山下も普段はあまり口にしないエピソードを語ってくれた。

ダンスミュージックやロックも好きな山下は音楽によって「ジャニーズのファンには“いい子”が多いので、ちょっと“ワルいこと”も『こんなに楽しいこともあるんだよ』と教えてあげたい」という。OKAMOTO’Sもうなずきながら「山下さんの楽曲やタイトルは尖っていますよね」「『エロ』とかまじヤバいですよ」と共感していた。

『エロ』は山下の2枚目のオリジナルアルバムだが、彼は「いや、『エロ』は俺もビックリした!」とそのタイトルが付いたいきさつを話した。最初は横文字のカッコいいタイトルを自分で考えていたのだが、彼がその人に委ねようと決めていたマネージャーから「『エロ』ってどう?」と言われて、驚きながらも「え!? …『エロ』で行きましょう」と受けたそうだ。

さらに彼はジャニーズJr.時代の「一番ビックリした出来事」を明かした。『ミュージックステーション』にバックダンサーとして出演した時のことだ。生放送で一瞬のうちに衣装を着替えるシーンがあった。ジャニーズJr.は「衣装は全部自分で管理しないといけない」らしい。

最初の踊りを終えた山下が素早く衣装のある舞台裏に戻ると「いろいろな衣装が50人分くらい置いてある中で、バッと着替えようとしたら俺の分が無くなっていて…」というのだ。それにはOKAMOTO’Sも「えっ!?」と言うのがやっとで、次の言葉が出なかった。

山下が「(ステージに)出られなかったっていうことがあったね」と続けると「出られなかったんですか?」とOKAMOTO’Sもようやく問い返した。山下が「さっきの衣装で出たら、もっと怒られるからね」と説明すると彼らも事態の重大さが分かったようだ。

山下智久が“山P”と呼ばれるようになった理由に次のような説がある。ジャニーズJr.時代に彼がピンクの衣装を着る場面で青い衣装を着ていたために、周りから「山下! 青じゃないよ、ピンクだよ!」と注意されていた。それを聞いていたタッキーこと滝沢秀明が「山下、ピンクだよ」を略して「山P」と呼んだというものである。

“山P”の由来には様々な説があるが、山下の「さっきの衣装で出たら、もっと怒られる」という言葉は衣装を間違った体験によるものではないだろうか。ピンクと青の衣装を間違えた苦い経験から『Mステ』では違う色では絶対に出てはいけないと判断したのだろう。

その件について、それ以上は語られなかったが、置いていたところに自分の衣装が無かったというのは不可解だ。誰かが彼を困らせようとして隠したとも考えられる。今ではソロでジャニーズの人気アイドルとなった山下智久にもそんな過去があったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)