エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】キャプテン翼の“カミソリシュート”をリアルに再現。海外からも反響「Amazing!」

日本プロサッカーJリーグ・FC東京の太田宏介選手が、子どもの頃から憧れてきたサッカー漫画『キャプテン翼』に出てくる“早田くんのカミソリシュート”をリアルに再現した。ゴールキーパーを買って出た圍謙太朗選手も舌を巻くその見事なシュートが、YouTubeで公開されて話題となっている。

石川直宏選手から「キャプテン翼は知ってるよね?」と話を持ちかけられた太田宏介選手。「僕はキャプテン翼で育ったようなもんですから」と、“早田くんのカミソリシュート”の再現に挑戦することになっても自信満々だった。

『キャプテン翼』に登場する早田くんこと早田誠は、翼が得意とする縦回転をかけたドライブシュートに対して「自分の年齢では縦回転のシュートはまだ無理」と気づき、横回転に磨きをかけたキーパー手前で急激に曲がる“カミソリシュート”を編み出す。

そんな漫画の必殺シュートをリアルに再現できるのか? 結構気軽に挑戦した太田宏介選手だったが、「圍(かこい)っ! 俺のカミソリシュート止められるかな?」とゴールキーパーを挑発。圍謙太朗選手は「絶対止める!」と気合が入った。

石川直宏選手が出したパスを太田選手が左足でシュート。漫画のような弧を描いてゴールネットに突き刺さった。「曲がり具合がハンパない!」と圍選手も驚いていたが、言い出した石川選手の言葉にならない表情が面白い。

YouTubeでこの“早田くんのカミソリシュート”を見た視聴者からの反応は、大きく2つに分かれた。

やはり「いや、マジにすごいわ。なんだよ、そのボールの軌道。ゴール隅に決まってるし~やるねえ」、「やっぱプロやべぇ」、「すげえ。あんなの普通に打てるもんなのか」と感激するコメントが多い。

だが、「いや、これCGって分からないってみんな頭やばすぎるでしょ…」、「CGだ。騙されてるやつ多すぎ」、「CGじゃなければ凄いな」といった“CG”で作った動画だと指摘するコメントも少なくない。

また、それに対して「CGと思ってる人はロベカルで検索かけてみてください。これと同じような軌道を描いたシュートが見れることでしょう」と元ブラジル代表選手のロベルト・カルロスのフリーキックを引き合いに出す者や、「CGはねーだろ。ただ撮り直した回数が26回だっけ。つまり最初の会話のやりとりを26回もやったんだ」という情報も寄せられている。

海外からと思われる英語のコメントも「Wonder shot!」、「Unbelievable!」、「Amazing!」といった反応から「pretty good CG skill」、「CG? I didn’t see ball’s shadow」など“CG”と見るコメントもある。そして、やはり「No, I don’t think so…」、「I don’t think it was fake at all…」とそれに反論する意見も出ていた。

今回の動画を見た原作者の高橋陽一さんは「自分の想像していたカミソリシュートそのままでした」とその凄さを認めているが、そもそもサッカー選手があの憧れの『キャプテン翼』をリアルに再現すると宣言してCGを公開することができるだろうか。

この企画を実現した『DREAM SHOOT 2014』は、キャプテン翼を通じて夢を追いかけることの大切さを伝える集英社の『キャプテン翼DREAM PROJECT 2014』の一環。第2弾の挑戦も予定しているという。次回はどんなスーパーシュートに挑戦するか楽しみだ。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)