指原莉乃がレギュラー出演しているバラエティ番組『笑っていいとも!』で「カレーのおいしい作り方」について持論を展開した。「料理をする人なら分かるはず」と自信満々に語ったが、嵐の後のように静まり返ったスタジオアルタにさすがの“さっしー”もショックを受けたようだ。先日の放送では司会のタモリがカレーについてこだわりを明かして話題となっていただけに、彼女としてもそれにならいたかったところだが残念な結果となってしまった。
3月10日の『笑っていいとも!』で生放送された“コレ名言っぽくない? 明日忘れる「ゆる名言」”のコーナーでのこと。さっしーこと指原莉乃の番となり「これは、料理ができる人は絶対に共感するはず!」と見せたフリップにはカレーの作り方に関する“ゆる名言”が書かれていた。
「カレーは結局ルーの箱の裏側に書いてある通りに作るものが一番おいしいのである。」
彼女がそれを読み上げるとまるで漫画の世界にトリップしたかのように『シーン』という文字が見えるほどの静けさに包まれてから観客が苦笑する声が聞こえた。
「まってまってまって! ホントに!?」、「なんでなんでなんで!?」というさっしーの言葉に、タモリたちも突っ込んでフォローしようとするが適当な言葉が出ず、三村マサカズが「皆さん、オリジナルの(カレー)があるんじゃないんですか?」と追い打ちをかけた。
この“ゆる名言”は、観客の共感を得られず、“6ぽい”という過去最低得点を記録した。さっしーは自分自身が置かれた立場に呆れたのだろう。「こんなことってあるんだ…」と目を白黒させながら手で口を押さえるようにして下がって行った。
3月5日の放送では、カレー通で知られるタモリが「チキンカレーをその辺に売っているカレーで作る。あまり、いろいろなスパイスに凝ったりはしない」と語り、出演していた“カレーマニア”たちを唸らせたばかりだ。
カレーを語って“ゆる名言”にしようと目論んだ指原莉乃だったが、全くあてが外れてしまったのだ。ちなみに、この日の“ゆる名言”で最高得点を出したのはふなっしーによる「“ハッピーバースデー…”の歌では“ディア”の後に乱れる傾向がある」だった。全体に大ウケで“92ぽい”を叩き出している。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)