夏目三久アナウンサーが、堺正章の料理番組にゲストとして登場した。はじめのうちはやや緊張した面持ちの夏目アナだったが、だんだんと番組の雰囲気に慣れてきたようで「ちょっとイラっとした」と強烈な一言を発し、堺をタジタジにさせる場面も見られた。
フリーアナウンサーの夏目三久が、3月22日の深夜に放送された『新チューボーですよ!』にゲスト出演した。登場する前に夏目アナは、番組の司会を務める堺正章から「アナウンサーだから、すらすら早口言葉言えて、その後自己紹介もできるんだよ」との“フリ”を入れられる。夏目アナはていねいに「生麦生米生放送」と1回言ってから、続けて「4月から情報番組を担当します夏目三久です。よろしくお願いします」とあいさつした。本来は早口で話すべき箇所をゆっくりと発音していた夏目アナに、堺も思わず「いや~驚いたな、早口言葉なのに遅かったね」と笑顔でツッコミを入れた。
この日の放送で夏目アナは、堺や番組アシスタントのすみれと共に「クレープシュゼット」作りに挑戦。その調理の合間に、すみれが「(ロングヘアから)ショート(ヘア)にするには勇気がないと無理ですかね?」と夏目アナの髪型に関する質問をした。夏目アナは「私も(もともと)ロングでした(ので)、ショートにする勇気はもちろんいりました」と、ある程度の覚悟があったことを告白。その上で、夏目アナは「男性に『僕より短いね』って言われた時はちょっとショックでした」と過去の悲しいエピソードを微笑みながら語った。
また普段はあまり“大声を出す”ことがないと話す夏目アナに対して、堺が突然「わぁ!」と大声を出して驚かせる場面も見られた。夏目アナはこの時包丁でオレンジの皮むきをしていたため、身をかがめながら小声で「わぁ、びっくりした」と言うにとどまった。「本当に大声出さないね」と話す堺に、夏目アナは「だって(私)今、包丁使ってるんですよ。危な~い」と笑顔で“注意”する。そして、夏目アナは笑いながらも「だって今ちょっとイラっとしちゃいました」と強烈な一言を発し、スタジオの大きな笑いを誘った。ショックを受けて肩を落とす芝居を打つ堺を見て、夏目アナはただただ平謝りしていた。
その後は“ベトナム語での自己紹介”や“フラメンコ”などの特技披露に加えて、毎日の習慣で“5行日記”を欠かさずにつけていることを明かした夏目アナ。堺から「今日だったら(日記は)どんな風にまとまりますか?」との質問を受けた夏目アナは、“クレープシュゼットを作った”ことと“すみれさんが可愛くてスタイルが良かった”ことを書くと答える。そこに肝心の自分の名前がないことに気付き、堺は「俺が1行も出てこないじゃないか」と話した。夏目アナは、茶目っ気たっぷりに笑って「(堺の名前が出ないまま)5行終わっちゃいました」と口にした。
オープニングで堺からのツッコミを受けていた夏目アナだが、中盤ではツッコミ役に転じて番組を盛り上げた。さらに“5行日記”のくだりで夏目アナは、あえて堺の名前を出さないという“イジリ”までそつなくこなし見事にゲストの役割を果たしていた。この日の放送には、出演者たちの“和やかなムード”と夏目三久アナウンサーの“さりげないテクニック”で視聴者たちはくぎ付けになったのではないか。
(TechinsightJapan編集部 TORA)