漫画家の久保ミツロウさんが『笑っていいとも!』で人気ご当地キャラ・ふなっしーとの妄想話を披露した。ふなっしーと“夜のイリュージョン”を楽しんだというオチには会場もドン引きしてしまったが、久保先生によると生放送を終えてふなっしーから「ツイッターが炎上するかも」とアドバイスされたそうだ。
『モテキ』などで人気の漫画家・久保ミツロウさんはテレビが苦手だったが、大好きなタモリに会いたい一心で2012年5月21日に『笑っていいとも!』に初出演を果たしている。その後も7月の『FNS27時間テレビ』に登場すると、30日の『いいとも』ではテレフォンショッキングのゲストとなった。
それから、1年半が過ぎて2014年3月3日の『笑っていいとも!』に“お昼にいいの!? ちょっと怪しい課外授業 復活スペシャル”の非常勤講師として久々に久保ミツロウさんが出演した。今では深夜バラエティ『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジテレビ他)という冠番組を持つ久保先生だが、その番組と『いいとも』の他にはオファーがあっても断っているというから、基本的にテレビは苦手なのだ。
この日は得意の妄想話を展開して大ウケした。たとえば、『いいとも』が3月31日で終了するとタモリが行方不明になる。奥さんにも「捜さないでくれ」と言い残していなくなったという状況で消息は不明なまま3か月が過ぎた。その頃、久保先生も漫画家に嫌気がさして東南アジアの小さな島に逃げるように渡ったところ、その島に漂着して記憶喪失状態のタモリと出会う。やがて2人は男女の仲に…という妄想話だ。
ゲスト出演していたふなっしーとの妄想話では、船橋市のキャバクラで“仮の姿”(人間の姿)のふなっしーと出会い、『本当のことを知りたければ俺の家に来い』と船橋にある自宅に誘われる。そこで仮の姿からふなっしーとなり、やがて「ふなっしーの中に2人で入って“夜のイリュージョン”を楽しんだ」というオチだった。
これには千原ジュニアらレギュラー陣からも「何言ってるの!?」、「先生! 会場、ドン引きやがな!」と指摘されてしまう。当のふなっしーは床にうずくまるようにして落ち込んでいたようだった。
「どうせ、私もこれで『いいとも』卒業だから」と久保先生はコメントしていたが、『久保ミツロウ(kubo_3260)ツイッター』では「夜のイリュージョンについてふなっしーさんから優しいアドバイスをいただきました。『久保先生はTwitterやってるなっしーか? 炎上するかもなっしー』」と明かしている。ふなっしーは久保ミツロウさんを案じていたのだ。
先生は続けて「みんなアカデミー賞に夢中でよかったよかった」、「ふなっしーさんファンはよく訓練されてて総じて優しいです」とつぶやいており、炎上はしなかったらしい。
ところで、ふなっしーはこの日の『いいとも』で千原ジュニアやタモリから性別や繁殖について突っ込まれた。「男でも女でもないなっしー。果実なっしー」「脱皮するとその皮が水分を吸収して2体、3体と増えるなっしー」と答えている。神秘的ですらあるふなっしーの謎を思えば“夜のイリュージョン”すら妄想ではなく本当にありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)