エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『いいとも!』の観覧希望が1日に1万超え。“ふなっしーも泣いた”ラスト1週間。

『笑っていいとも!』の最終回まで残り1週間となった3月24日(月)の放送では、テレフォンゲストの木村拓哉がその後のコーナーにも出演。ふなっしーが感極まって泣き出すシーンもあった。タモリによると現在の観覧希望は「1日に1万件以上らしい」という。この日の内容から考えても、運良くスタジオに入れた観覧客には貴重な思い出となりそうだ。

月曜日放送の『笑っていいとも!』で司会のタモリが「今週になって、ようやく『ああ、あと1週間で終わるんだ』と実感した」と感慨を語った。それでも、エンディングで感想を聞かれると「気持ちを盛り上げようと思うが、あまり盛り上がらない」と答えて周囲を呆れさせている。タモリらしい反応だが、この日の内容はかなり充実していたのではないだろうか。

レギュラーの三村マサカズ(さまぁ~ず)が「お客さんも殺到ですよね?」と観覧客に話を向けるとタモリが「1日に1万件以上らしいよ」「空席待ちが150人だって」と明かしている。スタッフからの情報では「倍率が40倍」とのことだ。普段は5倍~10倍程度といわれるので、かなり競争率は高くなっている。

この日は、テレフォンショッキングに登場した木村拓哉がその後のコーナーにも参加して盛り上げた。

“三村リベンジアンケート だんだん減らしまSHOW ファイナル”ではこれまでドボンを連発している三村マサカズにとってラストチャンスだった。そのため、指原莉乃・渡辺直美コンビや珍しくタモリがドボンしても終了せずに、3回目まで挑戦が続く。木村拓哉が“3人”残しで三村に渡すと「サンバの衣装を着たことがある人?」の質問で“1人”となり見事にリベンジした。

さらに“しんご×ミツロウの 妄想マンガ 描いていいとも!”では漫画家の久保ミツロウ先生が以前紹介した妄想マンガで海外の小島で記憶喪失になったタモリのその後を発表した。

発見されて日本に戻ったタモリは記憶も戻ったが、休養している3か月の間にソバの食べ過ぎで石塚英彦のような体型になってしまう。それとともに性格も激変したタモリは「ヤル気の無い者は去れ!」と奮起して2○時間テレビの100kmマラソンに挑戦する。しかし、マラソンを走っているうちに体型が戻り、よろよろしてしまうのだ。

その時、彼の前に久保先生が立ちはだかり「タモリ。もう終わっていいのよ」と声をかける。タモリが「もう、終わってもいいかな?」と投げかけると、マラソンを観ていた大勢の観客が全員で「いいとも!」と答えてハッピーエンドとなるのだ。そんな、見事なマンガとストーリーの展開に本物のタモリも「いいねえ」と満足そうだった。

最後の“タモリ考案! 曜日対抗いいともCUP”では史上初となるタモリが考えたゲームにレギュラーが挑戦。「ゲーム名は“ピロピロバンバン”です」とタモリが紹介したのは“吹き戻し”の先についた画びょうで風船を30秒間に何個割れるかというゲームで、白熱したものとなった。

エンディングではタモリからレギュラーと観客に今川焼きがプレゼントされて盛り上がると、香取慎吾が「林修先生と、ふなっしーと久保ミツロウ先生は今日がラストです」と紹介。ふなっしーが握手しようとして、急にタモリに近づくと「なんだっ?」と避けられてしまう。

三村が気持ちを察して「もう、次はいつ会えるか分からないもんな?」とフォローすると、ふなっしーはタモリに対して「ありがとうございます! 本当にうれしかったです!」と“なっしー”を使わない感極まった声で頭を下げた。香取から「ホントに泣いているよ」と指摘されており、泣き声で震えていたようだ。

25日のテレフォンショッキングはDREAMS COME TRUE(ドリカム)がゲストとして登場する。中居正広やバナナマン、ローラなど火曜日レギュラーの反応も見どころだ。しかし、こういう状況なので今週そして31日(月)の『いいとも』は本当に何が起きるか分からない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)