エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ジャガー横田、英才教育に熱心だった夫に従うしかなかった。その心情があまりにも切ない。

プロレスラー・ジャガー横田の夫であり、医師でタレント活動もしている木下博勝氏と愛人関係にあったという女性が写真週刊誌に、証拠となる写真やLINEでのやり取りを公開し話題となっている。その記事の中で女性は木下氏から、“医師となる男の子を産んで欲しい”と要求されていたという内容に驚いた読者も多いだろう。なぜなら木下氏にはジャガーとの間には今年8歳になるひとり息子が、すでに存在しているからである。

今月14日に伝えられた、ジャガー横田の夫である木下博勝氏の不倫スキャンダル。この記事が出てから、彼女のブログの更新は止まったままだ。

2006年に長男を出産してからは、親子3人で情報番組などに出演する機会が多かった。番組では、まだ歩けない長男を早期教育で有名な幼児教室に通わせる様子が度々伝えられていたので、覚えている方も多いだろう。だがしばらくするとジャガーと息子の姿は、テレビであまり見かけられなくなった。実は木下氏の強い要望で、長男に対する厳しい英才教育が始まったのだ。

ブログによると長男は3歳になる年から塾に近いカリキュラムの幼児教室、翌年からは英語を習いにいかせている。インターナショナルの幼稚園に入園後は国語と算数の塾に週2回、英語も週2回続けられた。この国語と算数の塾の宿題が毎日各5ページはこなさないと、間に合わないほどたっぷり出るらしい。当然母親が一緒に付いてさせなければ、この年頃の幼児では終わらないだろう。一般的に英才教育に熱心な母親は、毎日がとてもハードなスケジュールだと聞く。塾や幼稚園の送り迎え、勉強ばかりではなく遊びにも出かけなければならないが、家事もおろそかにできない。ママ友とのお付き合いにも気を遣う。そんな毎日をジャガーも送っていたのだろう。

2009年8月5日のブログ『ジャガジャガジャーン!おもちゃ箱』に、「私は家の事情で保育園も幼稚園も行っていません」と綴っているジャガー。彼女が生まれ育った家庭は経済状態が大変厳しかったようで、卓球で推薦入学が決まっていた高校を諦め、全日本女子プロレス入りした経緯もある。だがブログからは苦労して4人姉妹を育ててくれた親に対し愚痴ることなく、心から感謝していることがいつも伝わってきた。

幼い頃から英才教育を受けて育ち、その道は間違っていなかったと信じる木下氏と、長男の教育方針の違いから喧嘩することが多かったというジャガー。しかし彼女は学歴うんぬんよりも我が子には、学びの機会を少しでも多く与え将来の選択肢を広げてあげたいと常々ブログに記していた。このことから勉強に関しては自分より多くの経験をしている夫の意見を尊重し、従うことに決めたようである。

今回の愛人騒動で女性の証言が本当なら、木下氏は「自分の跡を継いで医師となる男の子」が何としても欲しかったのだろうか。一方でジャガーは最終的に息子には将来、やりたいことをやらせてあげたい―とブログに綴っている。今回報道されている木下氏の行動が、長男が医学の道を選ばなかった場合を考えてのことだったとは思いたくない。第2子が欲しいと不妊治療を続けていたジャガーが、昨年11月52歳で残念な結果を迎えた時、“今まで応援してくれて、ありがとう”と彼女はブログで夫に感謝していたからだ。木下氏にはジャガーと息子さんを大切にして欲しいと、多くのブログ読者が願っているはずである。

※ 画像はジャガー横田ブログ『ジャガジャガジャーン!おもちゃ箱』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)