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writer : maki

【エンタがビタミン♪】ふなっしーが“たかっしー”らパクリ系に苦言。「パチモノ、やめてなっしー」

人気ゆるキャラのふなっしーが、バラエティ番組発のゆるキャラ“たかっしー”についてツイッターで「いっさい許可の無いぱちものなっしー」と指摘している。“パチモノ”とは偽者のことで、ふなっしーを真似たと思われるキャラクターが増えている状況はやはり気になるようだ。

たかっしーとはバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の中で出てくる、ふなっしーに岡村隆史を足したようなキャラクターだ。ふなっしーと共演したこともある。

2月26日の『ふなっしー(funassyi) ツイッター』に、ファンから「ふなっしーゲットしにいったら、たかっしーいっぱい」というツイートがあった。それに対して、ふなっしーは「いっさい許可の無いぱちものなっしー…ほんとやめてなっしー」と苦言を呈している状況だ。

たかっしーだけではない。“きゃべっしー”や“はまっしー”なども出現して話題となった。“おかっしー”というものも見られる。ソフトバンクのCMでは、野々村真がふなっしーの偽者になって営業しているところを、本物のふなっしーに見つかって追いかけられるというパロディーになっているほどだ。

ちなみにきゃべっしーは、千葉県銚子市が特産キャベツのPR大使に任命されたお笑いコンビ・キャベツ確認中が「キャベツの妖精でふなっしーの妹」という設定で披露したものだ。しかし、「ふなっしーに似ている」との苦情を受けて銚子市がHPで謝罪している。

はまっしーは横浜F・マリノスのサポーターによるものと言われる。横浜F・マリノスのチラシ配りを主催するNPO法人「ハマトラ」によると、ふなっしーとは関係ないとのこと。話題になったのが昨年12月であり、その後の活動状況は定かではない。

また、ゆるキャラとは違ったところでもふなっしーの影響が出ている。それが“おかっしー”だ。キャラメルコーンなどで知られる株式会社 東ハトが、昨年発表した“東ハト流行語大賞2013”のひとつが『東ハト“非公認”キャラ おかっしー』だった。山手線では昨年末にそのコピーを使用した斬新な広告が目撃されている。

こうした現象も、ある程度はふなっしーの知名度アップの効果を期待できるだろう。しかし、ふなっしー自身がツイッターで「いっさい許可の無いぱちものなっしー…ほんとやめてなっしー」と意思表示しており、これ以上パクリ系が増えることには危機感を持っているようだ。

実は、3月1日放送の『フジテレビ開局55周年特番「めちゃ×2感謝してるッ!4時間超SP」』では“たけっしー”なるキャラクターに扮した超大物芸人が登場して、ふなっしーやたかっしーと共演するという。この企画にはふなっしーも“たけっしー”を認めないわけにはいかなかっただろう。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)