群馬県。悲しいかな、全国魅力度ランキングでは下位をうろうろしてしまう県として評価が低いことで知られている。インターネット上では「グンマー」という言葉が存在するとかしないとか? “群馬の逆襲”と題し、群馬の謎を調査し魅力を伝えるために、あの熱い男が立ち上がった。
4日、東京・東銀座にて「群馬探検隊」の活動の全貌を明かす記者発表会が開催され、隊長に俳優・武道家の藤岡弘、が任命された。群馬のイメージアップのために、WEB上の漫画で藤岡が隊長となり探検するという。漫画で隊長に任命された藤岡は「照れちゃうけど嬉しい」と満面の笑みで答えた。
今回隊長に選ばれたことについては「偶然ではないと」言い切る藤岡。「“藤岡”姓は藤岡城にルーツがあり、大の馬好きで馬に乗ると体が自然と反応してしまうというのも群馬に関係があるのではないか?」と自己分析する。
「温泉が大好き」、「自然が凄い。サバイバル好きにはいい」、「野菜、水が美味しい」と群馬の魅力を熱く語り、「(群馬の)秘境は行きたいね」と目を輝かせた藤岡だったが、蛇が大の苦手だと明かした。「子供の頃のことがトラウマになっている。蛇だけは苦手。蛇が出たら戦闘モードになって切っちゃうね」と笑いながら語った。世界各国、秘境を旅している最強の男、藤岡弘、にも苦手なものがあったのだ。それも秘境には必ずいるであろう“蛇”が苦手というのには驚かされた。
そんな藤岡だが、群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」が登場すると、目を細めながら「可愛いね~」となでたりする場面が何度も見られた。「ぬいぐるみのキャラクターが大好き。ひょうきんさ、可愛さが好き」「子供が好きだからホッとする。自分も童心に返る」と語った藤岡は少年のようだった。
先月68歳の誕生日を迎えた藤岡。「まだまだ行ってみたい秘境はある」「声がかかればどこへでも行きますよ」と力強く語った横顔は生涯“探検家”であることを感じさせた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)