『笑っていいとも!』の後番組で月曜日のMCに抜擢されるなど、現在大ブレイク中の俳優・坂上忍(46)。特にバラエティ番組での活躍が目立ち、数多くのお笑い芸人と共演してきた。その坂上が「死ぬほど嫌い」だと公言しているのが、NON STYLEの井上裕介(33)である。この発言が彼の本音であることは、坂上から面と向かって言われたという井上が一番よく分かっているのだ。
そもそも井上が「坂上から嫌われている」と自覚したのは夜の東京・三軒茶屋の路上で、彼のグループとすれ違った時もの凄い目付きで睨まれたことからだという。
2月25日深夜放送の『芸能人の因縁解消します!わだかまり交通社』(関西テレビ)に出演した坂上はなぜ井上が大嫌いなのかを、本人の目の前で堂々と説明していた。
その日坂上は女優の安達祐実(32)らと三軒茶屋でお酒を飲み、結構酔っぱらっていたようだ。2軒目の店を出たとき少し離れた路上に、いかにも“自分らは芸能人だ”というオーラ全開の4人組が歩いていたという。坂上が一番嫌いな、夜の街で出会う種類の芸能人グループだったようだ。特に“自分は芸能人だ”オーラを1番出していたのが、井上だったと話す。
ここから2人の話は食い違う。まず坂上は井上が自分ではなく、先に安達の方に馴れ馴れしい口調で挨拶したことを怒っている。一方の井上は間違いなく誰よりも先に坂上に挨拶したと説明し、坂上がかなり酔っていたので勘違いしている―と丁寧な口調で誤解を解こうとした。最初から“虫が好かない”と井上を見ていた坂上が、酔いも手伝って敵意丸出しだったことからの勘違いだったのか。その時は場の空気を察した安達が「酔ってるから行って、行って」と合図を出し、井上らを坂上から遠ざけたという。どうやら“後輩の前で自分がないがしろにされた”と怒っていたのは、坂上の一方的な誤解だったようだ。
しかし誤解が解けても坂上は、井上が嫌いなことに変わりはないという。芸能界で交友関係が広がることに喜びを感じる、彼の“ミーハーぶり”がどうしても好きになれないらしい。
それというのも坂上は「本当に長く付き合って行きたい」と思う相手としか、プライベートで会わない主義だからだ。仕事現場でよく一緒になるお笑い芸人の中で連絡先を交換しているのは、東野幸治(46)と小籔千豊(40)、ブラックマヨネーズの吉田敬(40)だけだという。
この番組のMCであり吉本の先輩でもある小籔が“絶対にこの2人は合わない”と証言するも、井上は納得しない。「酒を飲むメンツが足りない時は、ぜひ自分を呼んで下さい!」とアピールしてくる井上を、呆れたように見つめる坂上。だがこの強力なポジティブさに、坂上が押し切られる日が訪れそうな気配を感じたのは記者だけだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)